先日、台東県の業者さんから小米酒(アワ酒)をお取り寄せした。
業者さんとのやり取りの中で、「うちの剝皮辣椒、すごく美味しいよ!」と熱烈な推薦を受けたため、物は試しに剝皮辣椒も購入してみた。
「剝皮辣椒」というのは、簡単に言うと青唐辛子の漬物のこと。
花蓮のものが有名で、よく鶏肉と合わせてスープになってたり、水餃子の具になってたりするのを見かける。
漬けだれがしょうゆベースなので、日本の漬物っぽい味わいだ。
で、今回届いたのはこちら。
白裏透紅剝皮辣椒-苦茶油(オリジナル) 1瓶180元
白裏透紅剝皮辣椒-火辣 (激辛) 1瓶200元
ビンの高さは12㎝くらい。内容はたれこみで450g、固形物は150gくらい。
剝皮辣椒の本体の長さは8㎝前後くらい。結構大きい。
スーパーで売ってるやつだと、1瓶70~80元くらいだから、倍以上の価格である。
が、高いのには訳があって、調味料とかが全然違うのだ。
たとえば、辛くないほうの苦茶油の原材料は、水、唐辛子、醤油、茶油、ごま油、椎茸、砂糖、塩、ゴボウ、乳酸だけ。
スーパーの安いやつだと、アミノ酸、酸化防止剤とかなんたらいろいろ入って価格が抑えられているが、今回買ったやつはほぼ天然の材料だから高くつくのだ。
で、肝心のお味である。
まだオリジナルのほうしか食べてないが、めっちゃウマい!!
つうか、今まで食べたことある剝皮辣椒の中では最高に美味しい。
辛いのよ、ピリッと青唐辛子の辛さが来るんだけど、漬けだれの和風な味わいがまろやかで、とっても美味しいのよ。
言ってみれば、和風、というか台湾風のハラペーニョ。
ということは、青唐辛子やハラペーニョに合う料理なら、剝皮辣椒も合うってことで。
試してみたところ、そのままで漬物として食べて良し、刻んでそうめんのつゆに入れても最高だった。
剝皮辣椒の漬けだれも美味しいから、調味料としても活用したい。たぶんひき肉と炒めたりしても超美味しいはず。
こちらはペペロンチーノの要領で、剝皮辣椒を2本刻んで1本分をニンニクと香りだしに使って、残りを干しエビ(アキアミ?)とパスタを炒める時に漬けだれと一緒に投入したところ、ものすごく美味しいパスタに仕上がった。
あと、一番簡単で一番ハマったのが、剝皮辣椒とチーズのトースト!
まずお椀にピザ用チーズを好きなだけ入れて、チーズに剝皮辣椒の漬けだれを大さじ1くらいふりかけておく。
うちはフライパンしかないので、食パンを片面焼いて裏返したときに、上になったカリカリの面にチーズをのせて、輪切りに刻んだ剝皮辣椒1本分を散らして、蓋をしてチーズが溶けるまで焼くと、最高のトーストが出来上がり!
チーズにも醤油と青唐辛子の辛さがしみ込んでて、めちゃくちゃ美味い。
食パンは、私の大好きなドンクのハードトーストだと、最高に美味しい。
ペパロニとかベーコンがあってもイイと思う。
剝皮辣椒、すごい美味しいから親とか友達に送りたいなと思ったけど、ガラス瓶で中身液体入ってるから空輸は危険かなあ。
やっぱり、次回帰省出来た時に持ち帰る様かしら。
トーストとそうめんから、試してほしい。
味噌と混ぜて白ご飯で食べるのもイイかも。
今回のオリジナル2瓶と激辛1瓶、あっという間になくなりそう。
また近いうちに、お取り寄せするだろうな。特にオリジナルのほう。
お酒はまだ飲んでないので、飲んだらまた報告します♪
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