「Wangtea Lab」は、私の好きな老舗のお茶屋さん「有記名茶」の台湾茶カフェ。
開店は2020年で、有記名茶のFacebookページで開店の告知を見てからずっと行ってみたかったのだけど、迪化街に用事があっても時間がなかったりなんだりで、なんとなくタイミングが合わず未訪問だった。
5月のとある日、満を持して(?)「Wangtea Lab」に目的地を定めて足を運んでみた。
訪問した日は午前中は晴れていたけれど、私が迪化街に着いたくらいでバラバラ雨粒が落ちてきて、有記名茶の手前でタライをひっくり返したような大雨になってしまった。
しばらく民家の軒下で雨宿りして、多少雨脚が緩くなったところでお店へ突撃。
外観はお茶屋さんというより、バーかカフェみたい。かっこいい!
店内に入ると、まずはフロア中央の大きなバーカウンターが目に入る。
店内はインダストリアルスタイルの内装がクール。
さりげなくランプシェードに、たぶんお茶の葉を入れてた籠の枠と思われる古い道具の一部が使われてるのもおしゃれ。
カウンターの右側に少し席があるけど、これだけかなと思ったら、2階もあるとのこと。
まずは自分で席を確保してから、1階のカウンターで注文と支払いを済ませて注文したものを受け取るシステムとのこと。スタバみたいな感じね。
雨のせいか、1階にはお客さんの姿は見当たらず。2階は混んでるかしら?
と思いつつ2階に上がると、先客が2組いらっしゃるだけで空いていた。
大雨のせいか、たまたまか。5月はまだまだコロナの自粛が強めだったのもあるかも。でも席があってラッキー♪
のちほどGoogle先生の口コミ写真などを見ていると、2階はどうやら窓際の公園の緑が見える席が人気らしかったが、先客の2組がいらしたので窓際の写真は撮らなかった。
全体的に2階は1階よりも少しレトロな感じ。
床はテラゾー仕上げ、壁のレンガの構造をむき出しにしてあったり、陶器の壺がインテリアとして飾ってあり、レトロとモダンがいい塩梅で溶け合っていて、居心地よし。
注文は、暑かったので冷たいお茶、炭酸ガスまたは窒素ガスを注入したお店オリジナルドラフトティーを試してみようと思い、お店の人にどっちがいいか聞いてみたところ、炭酸ガスはスキっとした飲み口で、窒素ガスはまろやかな感じになるという。
まろやかな感じというのが気になったので、窒素ガスのナイトロドラフトブレンドティーをセレクト。
メニューにはお茶の発酵度と焙煎の度合いがそれぞれ数字で書いてあって、ナイトロドラフトのお茶は2種類あった。
どっちがいいかしらとお店の人に助けを求めると、味わいがしっかり系が好きなら「東施」、軽やか系が好きなら「花果市場」がおすすめとのことだったので、東施を注文することにした。
↓ このメニューの上2つが炭酸ガス、中段2つが窒素ガス、その下の?はお任せみたいだけど、限定とかで私が行った日には置いてなかった。下段はビール。
お茶請けは迪化街のカフェ「COFE」で人気のお茶のチョコレート。
これも前から気にはなってたけど、けっこういいお値段するから食べたことなかったの。
1つでも注文できるので、有記名茶の看板商品の奇種烏龍フレーバーのCOTEを1つだけお願いした。
ナイトロドラフトブレンドティー「東施」。
飲んでみると、店員さんのおっしゃる通り、とてもまろやかな飲み口。
東方美人と奇種、蜜香紅茶のブレンドということで、花のような甘い香りと奇種の香ばしさを感じる。とても美味しい。
グラスも楚々としたデザインの綺麗なグラスで涼やか。素敵♪
奇種のチョコも超濃厚なお茶の味で激ウマ。すごく薄くて小さいチョコで1つ60元もするけど、納得の美味しさ。
ただし、お茶はお高めではある。
この中くらいのグラスで1杯160〜180元(この日の東施は180元)、サイズ的におそらく400ml前後かな、美味しくて一息に飲んじゃうともったいない価格だ。
お洒落なカフェで、品質の良い茶葉を使っていて、歴史あるお茶屋さんをサポートできると思えば、妥当な値段ではあると思うが、もう少しサイズが大きければ、特別感にお得感がプラスされるかもしれない。
などとつらつら考えながら、お店に置いてあった日本語の雑誌を読みつつ、優雅なティータイムを楽しんだがぁこさんであった。
帰りに1階の奥まで見て回った際、階段の奥に半個室的なスペースがあるのに気が付いた。
テーブルはないけど、3~4人なら居心地よさそう。
ちなみにこの席の向かい側はグッズ販売コーナーになっていて、先ほどお茶を飲んだグラスも販売していた。(ちょっと心惹かれた私。)
カフェを出た後は、おとなりの有記名茶で普段用の奇種烏龍茶のティーバッグを購入して帰宅の途に就いたがぁこさんだった。
素敵な台湾茶カフェ。
国際観光が再開されたら、日本人観光客に人気が出そう。
お友達と一緒にまた来たいな♪
Wangtea Lab
住所:台北市大同區重慶北路二段64巷24號
時間:10:30~19:30、日曜日10:00~19:00
ミニマムチャージ1人ドリンク1杯、席利用90分
※席利用は90分までとのことだったが、私より先に入店してたお客さんは私が90分ちょっとすぎて帰るときにもまだいらしたので、空いてるときは時間制限は特に言われない様子。
※客席にコンセントあり。
↓ 日本語公式サイトの情報量がすごい!
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