やっとたどり着いた太平洋鹹水溫泉(かんすい?塩水?温泉)。
犬にまとわりつかれながら受付らしきところへ行くと、奥さんらしき人にスッゴイ怪訝な顔をされて、「なに?いまから?一人で?もう終わるわよ」と言われるが、まだ17時ちょっとまえ。18時までならOKということで200元払って入場。(当時参考にしたネット記事には150元と書いてあったが、値上げしたのであろう。)
シャワールームのようなところでダッシュで水着に着替え、いざ屋外の温泉へ。
うわお!! すごい、ほんとに茶色のお湯、有馬温泉の金湯の薄い感じ?
蛇口から流れているお湯を少し舐めてみたら、少し鉄っぽい味がする。そして、本当にしょっぱい!! 本当に塩の温泉なんだね!!
ひとりでニヤニヤしながらお湯を満喫していると、社長さんに遭遇。
どうやって帰るのか、次はどこ行くのか、ひとりで大丈夫かとかいろいろ聞いてくれたけど、一応切符も買ってあるし、適当にどこかで時間つぶすから大丈夫よ~などとお話しした後は、社長さんもご自宅に休憩に向かわれ、誰もいなくなって貸切状態に!! らっきー♪
鉄分を含む塩水の温泉で、時間が経つにしたがってお湯が金色っぽくなるのだそう。となりの真水のプールと比べると、色の違いが良くわかる。
熱くて我慢できなくなったら水風呂へ。
この赤錆的な温泉成分が御湯の濃さを物語っているよう。湯船の底に手をつくと、手が赤くなっちゃったよ!!(驚)
とても静か。
約束通り、18時に温泉を後にした。
駅までの帰り道、国道沿いに食堂があるというので、散歩しつつ向かう。周りにはたくさんの十字架のお墓。この辺はキリスト教徒の方が多いのだろうか。
夕食に入った店は、正直申しあげて美味しくなかった。7-11に行けばよかったと、とても後悔した。
駅の近くに台湾原住民の文化の香りがする素敵教会発見。
ガイドブックにも載ってる有名な教会のようだったが、周りが真っ暗でよく見えなかった。残念!
キリストの受難の説教図が原住民風になっているのが興味深い。
ここら辺から駅までは、民家はあるが、街灯がほとんどなくて、一人で歩いていると心細い。しばらく歩いて、街頭の少ない暗闇の中、無事駅舎の灯り発見。すごい安心感。昔話の山奥で道に迷って明かりが見えたっていう人の気持ちって、こんな感じ?
駅員さん、ごくろうさまです。
20時。やっと宿へ向かう。
今晩のお宿はこちら、大麻里駅のバックパッカー宿。バックパッカーが泊まるような宿は初体験。どきどき。
駅前なにも無し。歩いて宿に向かうが、ちょっと怖い。
最後の方はこんな道。
うえーーん、こえええよおおお!!!!
という心の泣き声が聞こえたのか、前方の光の中からバイクに乗った老夫婦が現れた。この道で合ってるか尋ねたら、このすぐ先が宿だった。宿の前は明るくて、無事にたどり着けて、ほっとしたがぁこだった。
2014年8月夏休み台東花蓮ひとり旅三泊四日。④へつづく~
金崙-太平洋鹹水溫泉
台東縣太麻里鄉金崙村227號
0コメント