這一鍋 台北西門町殿 Share More 吃到飽。お洒落でサービスよし!でもちょっと物足りない火鍋食べ放題。

先日、大学院の先輩と先生と久しぶりに食事する機会があり、前から行ってみたかった西門町の火鍋食べ放題のお店「這一鍋 台北西門町殿 Share More 吃到飽」で食事をさせてもらった。

ここは一応一人単独も受け付けるといいながら、一人だと予約不可の上、現地で並んでも数人のグループが来たらそちら優先案内という、実質おひとり様は御免なさい、というスタンスのお店なので、いままで行く機会がなかったのだ。

お店の場所はMRT西門駅から徒歩10分くらい。店頭と店内の写真は撮り忘れたが、モスグリーンを基調としたとてもお洒落な店構え。(内装はGoogleマップのよそ様の写真をご参照あれ)

休日のランチは平日のディナーと同じ価格設定で、選べる肉の種類によって4段階にわかれている。スープの種類は基本の昆布だしときのこだしだと無料だが、麻辣と養生を選ぶ場合は1種類当たり1人70元追加、もし2種類アップグレードしたら、1人140元追加料金が発生する仕組み。時間制限は100分だ。

この時私たちは上から二番目の特製ドリンク1杯とひとりあたり刺身二切れのほか海鮮も付いたコースで698元/人を選び、スープを1種類アップグレードしたので70元/人で合計ひとり768元、これにサービス料10%で、最終的にひとり845元となった。

選んだスープは昆布鍋と老火湯(豚骨&鶏だしの白濁スープ)で、鍋が運ばれてきたところで、とりあえず先に野菜を取りに行った。

野菜コーナーはこんな感じ。野菜は基本は抑えてあったが、思ったより種類が少ない。数種類の魚とイカのつみれはあったが、海鮮とか練り物はほぼなし。

続いてたれのコーナーへ。こちらも、基本の調味料はそろってるけど、大根おろしとか、酢とか、落花生の粉とか、火鍋でほしい調味料のいくつかは置いてなかった。とくに、お酢がないのは困った。すでに調整済みの醤油酢みたいなのはあったけど、これはちょっと甘かったので、私的にはいまいち。結局、たれは豆腐乳と醤油少しとネギ、で落ち着いた。

そして、お総菜コーナーがあると聞いてたのだが、フライドチキンだけだった。ご飯ものが違う場所にあったっぽいが、おかずだけだとチキン1種類。普通に美味しかったけど、もうちょっと、ほかになんかあったらよかったなぁ。

一番安いコースで飲めるドリンクはこちら。甘いスムージーとかのほか、ティーバッグのお茶が置いてあった。

私たちが頼んだ上から二番目のコースでついてた特製ドリンクの写真は撮り忘れたけど、頼んだローズ烏龍茶は甘かったので、結果としては、私的にはこの基本のドリンクコーナーのお茶で十分だったと思った。

あと、このお茶コーナーの右側にソフトクリームの機械があって、3種類味が選べたようだったが、鍋だけでお腹いっぱいになってしまい、ソフトクリームにはたどり着けなかった。

鍋の準備ができたところで、いざ実食!

まず良いところから書くと、だしはアップグレードした老火湯がよかった。豚骨風味の鶏白湯というかんじで、最初のデフォルトでついてきた豚モツと鶏肉は、たれをつけないでもそのままで味がしっかりついて、美味しかった。

しかし、牛肉とかごちゃ混ぜに入れていくと、最初のだしの美味しさを見失いかけたので、おそらく、このスープは鶏肉か豚肉をいただくのがむいてたように思う。

基本的には美味しくいただいて、お腹もいっぱいになったのだが、そこはかとなく、なんとなく物足りない部分もあった。

たとえば昆布だしは、みりん多めの甘すぎるうどんだしで、私的にはちょっと困った。野菜を煮込むとみりん的な甘さになるのよ。これ、昆布だけ放り込んでくれてたほうがいいと思うんだけど。それかたぶん、きのこだしにしたほうが良かった気がする。

でもこちらはどの肉でも海鮮でも放り込んでもだしの味にはさほど影響がない感じではあった。

私たちのコースについてた刺身については、小さい切り身二切れで、味も普通。そして醤油が甘かったので、私個人的には、わざわざ頼まなくてもよかったかな、という感じ。

そして肉。結局いろいろ選べるなかで、牛肉各種と豚肉各種を食べ比べた結果、国産豚肉が一番美味しくて、次点がイベリコ豚という結果となり、後半はこの二種類だけ追加したので、私個人的な感想としては、下から二番目の国産豚肉が頼めるコースで十分だった、と思う。


総合的な個人的感想としては。

前回ひとりでいった「天外天」と比べると、お店のお洒落さや綺麗さ、サービスの丁寧さは今回の「這一鍋 台北西門町殿」が圧勝だが、食事内容の総合的な満足度でいうと、天外天に軍配が上がったように思う。

たしかに、天外天はイチゴ食べ放題といいながらイチゴがほとんど補充されないとか不満はあったが、野菜の種類も全然多いし、海鮮の種類も多いし、コースを選ばなくても最初からイベリコ豚とかも選べるし、たれの種類や薬味もたくさんあるし、ビールやドリンクの種類も多く、フルーツもいろいろ、デザートやハーゲンダッツのアイスもあり。そして制限時間は2時間で20分多い。

価格は平日のランチタイムで天外天がひとり追加料金払って728元、もし這一鍋 台北西門町殿でランチタイムで今日と同じ内容を選んでもひとり845元になるので、コスパ的には天外天が圧勝になる。

ということで、今回は老火湯のだしが食べられて満足したけど、食べ放題で火鍋なら、がぁこさん次はまた天外天にいくような気がする。

それかまた、違う食べ放題火鍋のお店でひとり受付してるところを探すかも。

友人知人を誘って一緒に行くには、100分はちょっと短かった。食べてるだけで、ほとんどお話もできないし。やっぱ2時間ある店がいいかもね。

でも、這一鍋 台北西門町殿はお洒落で、サービスがすごくいいので、話のネタに行くのはとってもいいし、二人のデートにとっても向いてると思う。

ごちそうさまでした♪



這一鍋 台北西門町殿 Share More 吃到飽

住所:台北市萬華區昆明街84號

時間:11:30~15:30、17:00~22::30、土日は昼休憩なし

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi