2014年5月一泊三日弾丸台南旅行 ⑦台南名物・サバヒー粥で朝ごはん!

台南の人が日頃よく食べる朝食に、サバヒー粥というものがある。

サバヒーというのは、東南アジアでよく食べられている大衆魚。漢字で書くと、虱目魚。漢字だけ見ると、いったい何の魚かと思うが、実際の魚を見ると、サバとかイワシっぽい外見の普通の魚である。

海水魚らしいが、淡水でもOKなようで、台湾でも、特に中南部で盛んに養殖されている。痛みやすい魚のため、朝さばいたらすぐ食べるのが一般的なのだとういう。

だから南部の人が食べている新鮮なサバヒーを食べたいと思ったら、南部に来るのが正解なのだ。

以前の台南旅行では、ホテルに朝食が付いていたりして、「台南で朝食にサバヒー粥を食べる」というミッションが後回しになってしまっていたのだが、今回は、サバヒー粥のために(?)朝食無しプランで宿を予約していた。今回こそ、「台南で朝食にサバヒー粥を食べる」を達成するのだ!

眠い目をこすり、気合で朝6時起床。友達とタクシーを飛ばして、いざ、サバヒー粥の元へ!


私たちが向かったのは、西門路一段の阿堂鹹粥。

地元の人の他に観光客も多く、私たちのような初心者でもハードルが低く入りやすい店だった。

メニューを見て、ちょっとびっくり。けっこういいお値段だ。

とりあえず、魚肚鹹粥(半身のサバヒーが入ったお粥)と、周りの人が食べていて美味しそうだった蝦仁飯(エビごはん)、油條(揚げパン)を、ひとつずつ注文。


運ばれてきたサバヒー粥(半身)。

うわ、魚の身、でかっ! うまっ!!

サバみたいな感じのサバヒーの身と、あっさりお粥、合うなあ。油條入れても、香ばしくて、美味しい。

サバヒーの身の下には、カキが隠れていて、お得な気分。

蝦仁飯も、炊き込みご飯みたいで、私たち日本人の口にとても合うと思った。

お粥の量が意外と多くて、二人でシェアしたのに、結構お腹一杯になってしまった。隣の人が食べていた焼いたサバヒーも美味しそうだったのが、トライできなくて残念。以後の課題としたい。


朝食後、腹ごなしに、近所にある西門市場を見学。

友達も古い建築が好きで、西門市場の建物に萌えてくれて、嬉しい限りだった。類友だなあ。(笑)

↓ 以前紹介した西門市場の様子

その⑧につづく~


阿堂鹹粥

住所:台南市中西區西門路一段728號

電話:06-213 2572

営業時間:05:00-12:30、火曜休

地図:https://goo.gl/maps/eAsoacsTWvF2


台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi