論文が佳境である。
先生からまだ予定だが7月頭の論文口頭試問を伝えられ、6月の頭には論文を完成させて、10日ごろには審査委員の先生方に論文を送付するように言われているので、本当に今が佳境。月末までに最期の第五章結論まで書き上げないといけないが、今まだ研究結果(調査票の分析結果)の第四章を書いている途中で、本当急がないとやばい。
なので時間がないのだけれども、論文の審査委員の某先生から、台北の夏の国際観光博覧会入場チケットをいただいたのが、昨日までだったので、行ってきた。
日本をはじめ、各国の観光局や台湾の大小旅行会社のブースが並んでいて、お得な航空券やパッケージを求める人で賑わっていたが、私の目的は台湾の地方の観光局のブース。普段なかなか手にとれない地方の都市のローカルな観光パンフレットがいろいろ収集できて、今後の一人旅にむけて大いに参考になるから、本当に私にとっては地方のブースは宝の山なのだ。
そんな地方ブースのコーナーで、何の気なしに立ち寄った台北の北に位置する基隆市のブースで、何やらビールの試飲をしているブースが目に入った。
ラベルを見て、アッと思って立ち止まった。
雞籠ビール。
これは、去年どこだったかでポスターを見て以来、ずっと飲んでみたいと思っていた基隆市のご当地クラフトビールではないか…!!
この「雞籠」の読みは「じーろん」で、基隆(じーろん)の旧名。ラベルも可愛い。
このビールが試飲なのかと思ったが、私が行ったときに供されていたのは新製品の「瑪陵」というビールだった。ブースにいたお姉さんの説明によると、樹梅という木の実の汁が入っているという。「まあえっと、梅みたいなものよ」とお姉さん。
画を見る限りでは、桑の実に似ている。でも聞いたことがない中国語だったので、あとでネットで調べたところによると、「樹梅」というのは日本でいうヤマモモのことらしい。
ヤマモモ入りという「瑪陵」ビールは、飲んでみると何か果物のフルーティーな香りは感じるが酸味は感じられず、ベルギーエールのような、あっさりして爽やかな飲み口で、非常に美味かった。すっかり気に入ってしまった。これがこんなに美味しいなら、きっと、看板メニューの「雞籠」も美味いに違いない。
他にもいろいろな種類のクラフトビールやオリジナルビールが並んでいて、とてもとてもときめいた。
こちらの写真の右側の「北火」というのも、コケモモが入っているレッドビールだそう。
左側のは、名前と内容を失念。何かとコラボしたオリジナルだったように記憶している。
次の写真の「丰華」シリーズはたしか、ワインの香りのするビールだったと思う。レッドビールや黒ビールなど、5種類ほど並んでいた。
どのビールも小さい瓶で一本150元。私の朝食三日分に相当する結構いい値段だ。ちょっと迷ったが、すごく美味かったので、1,2本は買って帰りたいところだ。
展覧会のサービスで4本買うと1本プレゼントというキャンペーンをしていたが、当日の私の荷物のいでたちでは5本も持ち帰るのは無理。
という訳で、「雞籠」「瑪陵」ビールはを購入。飲むのが楽しみだ。
通販もできるとのことで、チラシをもらって帰ってきた。
チラシにあったFBのページを見てみると、台北のショップでも取り扱っている店があるという。レストランとかカフェだと定価じゃない気がするけど、定価で売ってるところってあるのかな。それも気になる。
販売元・台灣風土在地精釀
0コメント