この間、夜のウォーキングの途中で永康街に新しいお茶屋さんらしきものがオープンしているのに気がついた。
場所は以前はタンツー麺の度小月が入ってたビル。お店は外から見ただけでも、かなりお洒落。カウンターと商品棚らしきものが見えるだけで、とてもシンプルな造りだ。
店頭に置いてあるメニューを見ると「玖仰」という淡水にお店がある台湾茶カフェの支店のようだった。どのメニューも高くなくて、気軽に入れそうな価格帯だったので、物は試しと入ってみた。
中に入ってみると、スタバのようなカウンターになっていて、テイクアウトかイートインが聞かれた。はきはき大きな声で接客するお嬢さんの感じもスタバっぽい。
店内に流れる音楽はクラブでかかってそうな洋楽で、わりと音量も大きく、外から見た感じだと静かな環境音楽がジャズでもかかってそうだったので意外だった。
取りあえず座って休憩もしたかったのでイートインと告げると、メニューを渡され、自分で好きな席を探して座って、注文が決まったらカウンターに戻ってきて注文するように言われ、メニューを持って席を探しに行く。
客席は1階のカウンターの裏の小さな個室のような空間と、カウンター前の階段を上がった2階にあり、2階も個室風になってる場所と広いフロアの席に分かれていた。
はじめは2階に行ってみたが、音楽の音量がすごく大きいうえに、若いお客さんが多く、コロナだからマスクはしてるが皆がお喋りしてるので、すごくざわざわしていて落ち着かない。
これはいかん、と1階に戻りカウンター後ろの客席を覗くと2組しかお客さんがいなくて、しかも2階に比べてはるかに静かだったので、1階に座ることにした。
この1階客席前はカウンターに茶器が置いてあって、これがとってもお洒落。
ここでお茶を入れてるわけではなくてディスプレイだけど、茶器で飲むお茶を頼むとこのセットででてくるっぽかった。
メニューは紙カップの台湾茶が100元以下、茶器で出てくる台湾茶でも150元以下。どのお茶もすべて厳選した台湾茶を使用してるとのこと。
食事メニューも200元以下と、とてもリーズナブル。なるほど、これだと若い人がたくさん来るわけよね。
ただ残念なのはデザートがなかったことかな。プリン入りのお茶はあるけど、プリンだけで単独注文はできなかったのよ。プリン食べたかったなあ。
席を決めて、カウンターで桂醸烏龍(キンモクセイの花入りの烏龍茶)L55元をアイスで注文。フードコートでよくあるブルブル震えるやつを渡されて席で待つ。
受け取ってまず思ったのが、紙カップのデザインがお洒落!
お茶は、桂醸烏龍、ちゃんとキンモクセイの花びらが入ってて、無糖を頼んだけどほんのり甘くて、とっても美味しい。Lサイズで55元っていうのもいい。
お洒落な空間で、お茶も安くて美味しくて、サービス料も無くて、時間制限もない、とても利用しやすい素晴らしい台湾茶カフェ。
だから若者が多いんだけど。音楽がもっと静かで、話し声ももっと静かだったら、2階もいいんだけど。
次回以降は、もし1階席が空いてたらイートイン、1階の席が埋まってたらドリンクテイクアウト、っていうのがよさそう。
お茶はとにかく美味しかったので、また違うのを飲んでみたい。
玖仰茶食文化
住所:台北市大安區永康街9-1號
時間:11:00~21:00
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