いま、台湾のあちこちで、花盛りを迎えているのが、キワタ(綿の木)。
読んで字のごとく、木になる綿だ。
台湾では街路樹によく利用されていて、3月末ごろから、4月にかけて、濃いオレンジの大きな花をつけたキワタの並木を、いろんなところで見ることができる。
花が終わった後の実が弾けると、こんもりとした大きな綿が、ふわふわと地上に舞い降りてくる様子も、とても可愛い木だ。(でも踏んだら滑りそうな花びらとか、風で散らかる綿は、清掃の方にとっては全然可愛くないかもしれない。爆)
台北市内だと、MRT中正紀念堂駅から公館駅を結ぶ羅斯福路(ルーズベルト通り)あたりがきれいだ。
結構な大木になっているのもあって、しかも花は上の方についているので、足元を見て歩いていると、もしかしたらあまり気が付かないかもしれない。
この通りのキワタ並木は中正紀念堂駅から台湾大学のあたりまで、結構長い距離がある。花を眺めながら散歩というのも乙なものである。
旅行でいらした方も、ちょうど季節に通りかかることがあったら、ぜひ上を見上げて花を楽しんでみてはいかがだろうか。
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