川渝小吃坊。激辛スープとぷるぷる春雨風極太麺が激ウマ!!

「酸辣粉」というのは、タピオカみたいな食感の春雨を極太にしたみたいな丸い麺が激辛スープに入ってる大陸の食べ物。2018年に初めて食べてから大好きになったのだが、台北にも何軒か食べられるお店がある。

MRT中山駅近くの「川渝小吃坊」もその一軒で、いつもお店の前に行列ができてるくらい人気のお店だ。ずっと気にはなってたけど、並ぶのもどうしようと訪問したことがなかったのだが、9月の某日、用事があって中山駅に出かけた時に覗いてみると、コロナのイートイン規制が緩和されたばかりだったからか、外に数人立ってる人がいるだけで並んでいる人がいなかったので、これはチャンスと初めて食事してみた。

イートインは直接店内へということだったので入ってみると、外にいた人たちはテイクアウトの人で、店内はほぼ満席に近いけれどまだ席があった。

ひとりだったので、お2人連れのお客さんと合席になった。一応、アクリル板でテーブルの中央が仕切ってあった。距離は近いけど、アクリル板があるからいいのかな?

お店のインテリアは田舎の農家みたいなレトロ風の雰囲気。

注文は、席で注文票に注文を記入して、カウンターに持って行って注文票を渡して、小皿料理がいる場合はカウンターで口頭で注文するといった流れだった。

メニューを見ると酸辣粉以外にも料理の種類がたくさんある。私は今回一人だし酸辣粉が目当てだけど、何人か一緒に来たら、いろんな料理を食べてもよさそう。

席で注文票に酸辣粉の辛さを記入していたら、私の注文を見たホールスタッフのおばさまが、うちの酸辣粉食べたことある? 中辣(中辛)でも台湾の大辣(大辛)よ、大丈夫?」とアドバイスしてくださったので小辣(小辛)をセレクト。

ホールのスタッフの皆さんは私のほかにも、初めてきたらしいお客さんに「初めてだったら看板の麺シェアして試すといいよ」とアドバイスしてたり、口調は丁寧とは言えないかもだけど親切だった。

客席の奥には無料のお茶のサービスがあって、これもよかった。しかも種類が2種類あって、一つは微糖の紅茶、もう一つが無糖の緑茶だった。甘いの飲まない私には、無糖があって本当に助かった。ナイスサービス!!

注文票をもってカウンターに行くと、こちらのレジ前に立ってるおばさまは態度も口調もきつくて怖かった。こちらは忙しすぎるのかしら。

結局注文したのは、基本の重慶手工酸辣粉100元と中皿料理の豚耳40元。

豚耳はコリコリして、ピリッと辛いラー油が良いアクセントになってて、きっとたぶんビールとかすごいあうやつ。

そして、お目当ての酸辣粉。

マジ超うまい!! ここのは、高雄で食べたのよりさらに春雨風の太麺がぷりんぷりん!!

具はひき肉とインゲン豆と皮つきの落花生。このスタイルも高雄のに近い。

スープはスタッフの方に中辛でも大辛並と言われたけど、小辛だと余裕な辛さだったので、たぶん中辛でも大丈夫だったような気がする。

ラー油の香りが良くて、辛さの中にうま味とほんのり甘さも感じて非常に美味しいスープ。

汗をかきかき、スープまで完食。

本当すごく美味しくて、なるほど、こんだけ美味しくて中山でこの値段だったら並ぶわと納得。

美味しかったから、行列が長くなければまた行きたい。

ごちそうさまでした!



川渝小吃坊

住所:台北市大同區南京西路18巷6弄8之1號

時間:11:30~15:00、17:00~21:00

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi