旅の2日目の朝9時半過ぎ。
がぁこさんは高雄駅にいた。
空腹に耐えきれずコンビニで買った焼き芋を食しながら台南方面行のホームに立っている。
この焼き芋が高雄1食目……。本当はこれから行く場所で高雄1食目といきたかったのだが、空腹に負けた。止むを得ん。
さて、この日の目的は、2018年に地下化が完了したばかりの高雄市街地中心部の駅めぐりと周辺の観光である。
朝早い特急で台南からまずは高雄駅へやってきて、そのままMRTで宿泊先のホステルに向かい荷物を預け、再度高雄駅に戻って来たのが現在の状況という次第。
先ほど移動の途中で新しい高雄駅の地下中央ロビーを通ったけど、非常にモダンになっていた。白の楕円が集まった天井とかアートですか。
高雄駅はこれから地上部の工事が続いて、将来的には地上に公園と一体化したお洒落な商業空間ができるらしい。
閑話休題。
焼き芋を食べ終わて各駅停車でやってきたのは台湾鉄道內惟駅。
ここでは、台湾のネットで話題の萌え建築と美味しい朝食を楽しむのが目的だ。
駅の改札を出ると、外の通りに続くスロープの両側に水鳥が舞う壁画が描かれていた。というか、よく見たらモザイクタイルの壁画で、かなり凝った造り。
改札を背に左側がオレンジで、右側が水色。朝と夕方の風景とかなのかな。
後日Google先生にお伺いしたところ、このモザイクタイルの壁画は「游塘探水」というタイトルの駅の公共芸術だった。
なんでも昔この辺りは灌漑用のため池とかが多くある農業が盛んな地域だったとかで、その土地の記憶を表現した作品らしい。
作品を鑑賞しながら地上へ上がると団地しかないがらんとした道路に出た。ここから駅を背に道なりに歩いて行くと、公設市場の「果貿公有市場」ビルが見えてきた。
私の目的地はこのビルの奥の団地街なので人の流れを見ながら奥に進むと団地の通路に朝市が出ていた。非常に活気あふれる朝の風景である。
写真はあまりとってないけど、この朝市が結構範囲が広くて、生鮮食品から雑貨までありとあらゆるものが売られていた。
もし近くに泊まってたらここで激安の果物とか買って宿に持って帰るとかしたいかも。
などと、うっかり朝市散策を堪能しそうになったが、最初の目的は朝食である。
台湾のブロガーやGoogle先生に寄せられている口コミによると、今から行く朝食店は売り切れ御免で10時とか11時とかに行くようでは人気メニューは売り切れてることが多いという。
気がつけばもう10時半過ぎてるので朝食店に急ごう!
2018年12月1泊2日台南・高雄ひとり旅7DAY2-2につづく~
↓ 駅からここまでの徒歩ルート
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