台湾のおもしろ日本語。日本語…なのか?

おもしろ日本語看板の鉄板の間違いといえば、カタカナの「ン」と「ソ」の間違いとか、「シ」と「ツ」の間違いがトップにやってくるとおもう。

特に、マッサージ屋はかなりの確率で間違っており、通りかかるとついつい「この店はどうかしらん?」と半ばすでに笑いながら看板を眺めてみたりする私。

元旦の夜にも、友人と食事に出たときに、隣の高級マッサージ屋の看板に、やっぱりみつけた鉄板の間違い。

やっぱり、「ン」と「ソ」、「シ」と「ツ」なんだよなあ~と友人と笑いながら見ていて、あんまり見たことがない表示があることに気が付いた。

ディグ耳…?


なんだそれ…日本語か??

中国語をみると耳部清潔とある。英語はEar Cleaning。まあ、耳掃除、ってことなんだろう。

でも、「ディグ耳」ってなんだ? 中国語と英語どっちをグーグル先生にお願いして翻訳したって、こんな単語にならないとおもうんだけど。いったい何??

友人としばらく頭をひねったが、全然思い当たらなかった。


寮に帰ってきて、ネットで「ディグ」を検索してみたところ、英語の「Dig」という単語が怪しそうだった。


研究社 新英和中辞典での「dig」の意味

dig1

動詞 他動詞

(音節dug 発音記号/dˈʌg/; dig・ging)

1a〔+目的語(+副)〕〈地・畑などを〉(道具・手などを使って)掘る; 掘り起こす[返す] 〈up〉; 〈…を〉十分に掘り返す 〈over〉.

dig up the ground 地面を掘り起こす.

(以上、weblio辞典より)


…うーん……「ディグ耳」っていうのは……「耳を掘る」って言いたかったんだろうか。

動作的には間違っちゃあいないこともないんだけども。

でもなんでカタカナ表記にしちゃったんだろう??

やっぱ、謎だわ。(爆笑)


台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi