麻豆から新営への帰り道は、行きで距離感がつかめたのとだいたい道を覚えてたのもあって、ほとんど迷わずバイクを進めることができた。
8時40分ごろには台湾鉄道林鳳営駅前に到着。
ここには日本統治時代の木造駅舎が残っていて現役で使用されているので、ライトな鉄子としてはぜひ見学したかったところだ。
1933年に建てられたという白い木造駅舎は清楚なたたずまい。
駅舎口内には木造の長いベンチが置かれていて、これもまたレトロでいい感じ。
奥のホームはコンクリートだが、1960年代っぽいレトロな雰囲気があってこれもよい。つうか私、台湾鉄道の駅の表示に使われてる字体も結構好きなのよね。
さくっとだが、5分ほど木造駅舎との逢瀬を楽しみ、再び新営に向かう。
ホテルに着くと9時過ぎで、当初計算したよりも1時間ほど早く戻ってくることができた。しかも心配していた雨も降らなかったし、運がいい。
少し休憩して、10時半の特急で台南駅へ向かう。11時に台南駅で元大学秘書のYさんの迎えの車に乗って先生が待つ台南晶英酒店(シルクスプレイス台南)へ。
ホテルは思った通りとても高級感にあふれており、バックパッカー仕様のカジュアルなチュニックとスポーツサンダルでは、5つ星ホテルに足を踏み入れるのは少々気が引けたが、
Yさんと一緒に車で駐車場から入ってロビーに直行したので、ちょっと安心した。(がぁこ結構ビビりなのだ)
先生方のチェックアウトのあと、また車で昼食の予約をしてあるお店に向かうことになった。移動しながらのお話では、なんかホテルの設備やサービス、さらにお食事がとってもすばらしかったそうで、もう聞いてて、もしかしたらご一緒できたかもしれなかったかと思うと非常に羨ましくなってしまった。むーん、美味しかったという朝食が気になるわ!
お昼のお店は、市街地中心部のすごい細い路地にある「小豪洲沙茶爐」という鍋屋さんだった。なんでも地元民が愛する有名店らしく、昼食時な事もあり、店内はほぼ満席でごった返していたが、予約をしてあったのか運がよかったのか、入り口近くの席にすぐに座ることができた。(連れられて行ったので詳細は不明)
先生方と近況報告などで盛り上がったため、食事中にほとんど写真を撮れていなかったが、先生が頼んだのは「牛肉沙茶爐」という牛肉メインの鍋だった。
基本の鍋の中にも具がいっぱい入ってる上に、ほかの具材もたくさん頼んでくださったので有難く、旅で不足しがちな野菜を中心に心おきなく食べさせていただいた。
ちらっと見た限りでは値段もそんな高くないし、つけだれの沙茶醤も美味しかったし、なかなかいいお店だった。さすが台南人Yさん、穴場っぽいお店をご存じだわ♪
外は大雨になっていたけれど、女性4人の楽しい食事会の時間となったのだった。
食後はYさんが車で先生方を高速鉄道台南駅までお送りしたのだが、Yさん太っ腹で私まで車で新営のホテルまで送ってくれるとおっしゃるので恐縮しきりだった。
聞けばYさんはなんと、私が今朝観光しに行った麻豆にお住まいとかで、「帰り道の方向だしついでよ、気にしないで!」とのこと。
この後の予定を聞かれたので、もし間に合ったら新営駅の近くで遊びに来たいところがあるとお話しすると、Yさんも「面白そう! 行きたい!」ということになり、ホテルに戻る前に私の行きたい観光スポットを目指すことになった。
高速鉄道台南駅から新営までは車で約1時間弱。高速鉄道台南駅を出たのは14時過ぎで、私が行きたいスポットの最終入場は15時。
さて、私たちは間に合うのだろうか!?
2018年6月台南バイク&バス旅3泊4日。15DAY2-4につづく~
小豪洲沙茶爐本店
住所:台南市中西區中正路138巷11號
時間:10:00~23:30
0コメント