鹽水市街地観光三か所目の建物訪問は「鹽水天主聖神堂」。
ここは、2018年1月に訪問した台南市中心部の「台南中華聖母主教座堂」を思わせる中華風のカトリック聖堂だ。
台湾の旅行ガイドで見てからずっと来てみたかった場所なので、念願かなって訪問できたことがまず嬉しかった。
外からは、門の屋根に十字架がなければ道教のお寺にしか見えない。
私が行ったときは門が開いていて、聖堂の扉も開いており見学できるようになっていた(2018年当時)。どなたもいらっしゃらなかったので、入り口から静かに中を拝見した。
結論から言うと、中の壁画が超クールだよ……!
市内の台南中華聖母主教座堂は祭壇に聖母子像がモザイク画で描かれているだけで、割とシックな装飾だったのと対照的に、こちらの教会は四方全部極彩色で華やか!
壁画の何処をどう見ても、十字架がなければ道教の仙人と神様の集まりを描いた絵にしか見えないし……!
しかも祭壇の目の前の絵は『最後の晩餐』だと思うけど、これも中華風で吹っ切れてて、キリストと使徒たちが肉まんみたいなの食べてるし……!
なのに、きちんとキリスト教の絵のスタイルも保っていて、説話の場面が良く分かるようになってるのも素晴らしい。
これはある意味、ポップアートだわ……! 素敵……!
子の教会は戦後の建設らしいけど、このデザインで行くって決めた人、センスいい!
また、いいもの見ちゃったなあ。
本当、見れて感激。神様、見せてくださってありがとうございます!
2018年6月台南バイク&バス旅3泊4日。9DAY1-9につづく~
鹽水天主聖神堂
住所:台南市鹽水區西門路19號
※お祈りの場所なのでお邪魔にならないように気を付けましょう。団体参観は予約が必要なようです。
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