台湾では、パイナップルの旬が始まっている。
スーパーにもいい感じに熟したパイナップルがたくさん置いてあって、お値段もお手ごろだ。
数日前のことになるが、スーパーで皮を剥きたてのパイナップルが特売になってたので、ひとつ買ってきて、早速1/2個を食べきった。
ジューシーで甘酸っぱい。超美味しい! 特売だからがっつり食べれて嬉しいな♪
などと調子よく食べていて、食べきった後にちょっと唇がピリッとするかな?という感じがしたけど、とても美味しくいただいた。
そして次の日も、「皮剥いてあるから急いで食べきらないと」と、いそいそと残り1/2個分のパイナップルをカットして、美味しく食べ始めた。
のだが、半分(1/4個分)を食べ終わったところで、口内に少し違和感。
なんか、ぬるっとするような?
「ま、気のせいかな」と思い、ヨーグルトを足して続けて食べていると、そのうち口の中で「鉄の味」がして上顎から出血していることに気がついた。唇もピリピリする。
これは……今日食べた部分は昨日食べた部分より熟してなかったな……。
パイナップルに含まれるプロメリンというたんぱく質を分解する酵素にやられたようだ。
でも、今までピリピリすることはあっても、出血することなんてなかったのに。今回は特に盛大に反応したな……。なんでだろう?
理由を考えてみると、一にも二にも食べすぎ。これしかない。
今までの人生でパイナップルを1/2個一気食いとか、そう言えばしたことない。今回が初めてだわ。しかも2日続けてなんて、食べ過ぎ以外の何物でもないだろう。
1/4個分を過ぎたあたりで違和感が始まったから、私が1回に食べていいパイナップルの量は1/4個分より少なめなんだろうな。
それに台湾にいるから忘れがちだけど、私は花粉症持ちの人なのだ。
花粉症の人は、果物の刺激とかも受けやすかったり、アレルギーになりやすかったりするらしいし、注意が必要だって聞いたことがあったけな……。
そうそう、毎年マンゴーの季節はマンゴー食べすぎて全身がかゆくなることがよくあるよな……。
などと思っていると、今度は顔や体に赤みが出て、かゆくなってきた。花粉にあたった時のあの感じ……(がぁこさんの花粉症は涙とかじゃなくて蕁麻疹が出るタイプ)。
あーー、完全に失敗したわ。オノレの食い意地が招いたといはいえ、これは困る。
結局、口のピリピリはその日の夜には完全に解消したのだが、顔と体のかゆみは翌日も続いてしまったのだった……。(つうか、よく見たら蕁麻疹も出てた。チーン)
教訓。
がぁこよ。どんなに好きな果物でも、食べ過ぎは禁物。
アレルギー体質であることを自覚して、自制せよ。
残りそうなときは冷凍せよ。
食べすぎダメ、絶対!
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