拉麵公子。大行列の鶏だしラーメンに遭遇!こちらも美味!

先日の「吉鴙拉麵」の感動も冷めやらぬ中、またしても美味しい台湾人オーナーのラーメン店に出逢いましたよ!

MRT南京復興駅近くの「拉麵公子」というお店で、所用の際に見かけて、行列が気になりすぐにスマホチェックすると、日本のラーメンを食べ歩いた台湾人オーナーが開いた「日式」ラーメンのお店だそうで。

「日式」はどうかと思ったけど、写真も結構いい感じだし、Google先生の口コミ欄に日本人の方も絶賛コメントを残されてたし。こないだの「吉鴙拉麵」みたいな掘り出し物のパターンかもしれないので、これも何かの縁と行列に加わってみた次第。

ドアのガラスから店内を覗くと、店の外だけでなく店内の椅子にも座って待ってる人がいたので、結構待つかもしれない。

あと、このお店は残念ながらカウンターは間隔を開けずにお客に座ってもらうようになっていて、アクリル板の仕切りもなかったのがちょっと残念。イマドキ牛丼屋にもあるのになあ。

しばらくして店内の順番待ち用の椅子が空いたので店に入ると、ちょうどカウンターも空いたので席に通された。

「食券は?」と聞かれ、ここで初めて食券を先に買うのに気がついて、店員さんをお待たせすることに。並んでるときに案内なかったし、券売機も目立たないところにあるからよくわからなかった。行列中の人数確認の時に教えてほしかったなあ。

とりあえず荷物を席において食券を買いに行く。

基本の鶏塩ラーメンに煮卵プラスした「鹽味雞湯溏心蛋拉麵」250元と、ついでに他のメニューも見てみたら、限定メニューの「櫻桃鴨肉飯」120元が残り2個となってるのが目に入り、つられて購入。だってブランド鴨肉だよ、気になるじゃん!

席に戻って、食券を店員さんにお渡しして着席。

カウンターの席はスツールがとても高くて床に足がぎりぎり届くかどうかの上、グラグラして不安定。せめて途中に足を置くところがあったらよかったけど、ちょっと座りにくい。

カウンターの奥行きもそんなに無くて、水差しが置いてあると結構圧迫感がある。

身体を安定させる座り方を模索しているうちに、先に鴨肉飯が着丼。


おお……こ、これは。

デカい……!

やばいわ、普通の丼のサイズじゃないのよ!! ご飯がこんなにデカイとは思ってなかった。やばい。まだラーメンもあるのに。炭水化物ダブルパンチ……!

呆然としてると、続いて鶏塩ラーメン登場。二つ並ぶと、圧迫感がすごいな……。(汗)

まずはラーメンを少し食してみる。

ラーメン、超美味!! 鶏と魚介でさっぱりだけど、だしがしっかりしてる。塩だけど、だしが効いてるから物足りなくない。台湾人オーナー、なかなかやりますな。素晴らしい。

麺は極細で、デフォルトで硬め。麺もすごく美味しい。

トッピングは、基本の塩ラーメンではナルトと鶏と豚の叉焼が1枚ずつ、水菜の葉先と海苔。

今回は煮卵をプラス。(卵を足さなかったら、ちょっとトッピング少なくて寂しいかな)

煮卵はここのお店も私にはちょい味が薄いかな。プラスしなくてもよかったかも。

チャーシューは吉鴙拉麵と同系統で、しっとり柔らかいお肉。鶏も豚も低温調理なんだそうだ。とても美味しい。

でも、個人的にはやっぱり海苔はいらないと思う。あと、水菜はおしゃれでいいんだけど、ネギが欲しい……。

ひと通りラーメンを味わったところで、桜桃鴨肉飯にチェンジ。

鴨肉丼は、結構パンチがある味。ラーメンよりこっちのが味濃い。

醤油系のたれと、ダックの脂があわさって、台湾のラードと醤油かけて混ぜるご飯みたいな、こってりがっつり、ガツンと来る味。多分ビールに合う系。(そして太る系……汗)

脂を纏って、しっとりしたダックのお肉も超美味。ヤバいなコレ。ウマいわ。

もしこれに、小口ネギとか添えてくれたらもっと美味しいと思う。


結局、ラーメンも丼も綺麗に完食したがぁこさん。

野菜ほとんどなくて、炭水化物と肉と脂しか食べてないわ……。

なんという不健康。まあでも、すごく美味しかったし。たまにはいいか。


食べ終わって、個人的な感想としては、トッピングの内容と値段と行列の時間、店内の快適度とかを考慮すると、個人的総合点は吉鴙拉麵のが若干点数が上になるかも。あそこはお得すぎる。

拉麵公子さんは、また通り掛かったら並んでもいいなあとは思うけど、こちらのためだけにわざわざ来ることはないかもしれない。

とりあえずは、吉鴙拉麵のリピが先かしら♪



拉麵公子

住所:中華民国台北市中山區八德路二段279號

時間:11:30~13:30、17:30~20:30

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi