2018年4月基隆市バス無料DAY!!②白米甕砲台。海を望む廃墟は映画のワンシーンのような美しさ!

この日最初の目的地「白米甕砲台」は、基隆港の西側の丘の上に位置している。

丘の下のバス停から20分ほどかけて砲台まで歩いて上がってきたがぁこさん。

まずは一番高いところにある観測台に登ってみる。

昔はここから海を監視してたのね。

ここはもともと、オランダ人に占領されていた300年くらい前に最初の砲台が築かれたとかで、別名「オランダ砲台」ともいうらしい。

今ここから見ている砲台跡は、日本統治時代に日本陸軍が設営したものだという。

当然ながら、いまはもう大砲は無くなっていて、砲座の跡が残っている。

全体を見下ろすと一列に並ぶ砲台跡には、なんとも言えない美しさがある。


丘の上なので周囲の眺望も素晴らしい。

海の彼方には、基隆の離島「基隆嶼」の姿がくっきり。

砲台の西側には台湾電力公司の協和発電廠(火力発電所)も見える。

両方眺めていると、発電所にたつ背の高い煙突の工業的な光景と、今いる砲台の廃墟感の対比がすごい。

観測台に続く階段周辺は、なんだか絵になる緑と廃墟が某アニメ映画を思わせる雰囲気。

いまにもシー〇とかパ〇ーとかが走ってきそうじゃない?

休日なので砲台の周りには散策してる観光客も多く、東屋では地元のお年寄りが集まってたりして、現代の砲台は平和な公園となっている。

ゆるゆるして、いいところだ。のんびりできて、砲台も嬉しいんじゃないかな。

廃墟美と海の眺望が素晴らしい白米甕砲台。

これから基隆に来る人にもぜひおすすめしたい。

ただバスから上り坂歩いて20分とか結構つらいので、お金のある大人の方は、タクシーで直接砲台まで乗りつけるのがおすすめです!


砲台見学を満喫したところで、さあ、次のスポットへレッツゴー!



2018年4月基隆市バス無料DAY!!③につづく~



白米甕砲台

住所:基隆市中山區光華路37巷47號

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi