この日最初の目的地「白米甕砲台」は、基隆港の西側の丘の上に位置している。
丘の下のバス停から20分ほどかけて砲台まで歩いて上がってきたがぁこさん。
まずは一番高いところにある観測台に登ってみる。
昔はここから海を監視してたのね。
ここはもともと、オランダ人に占領されていた300年くらい前に最初の砲台が築かれたとかで、別名「オランダ砲台」ともいうらしい。
今ここから見ている砲台跡は、日本統治時代に日本陸軍が設営したものだという。
当然ながら、いまはもう大砲は無くなっていて、砲座の跡が残っている。
全体を見下ろすと一列に並ぶ砲台跡には、なんとも言えない美しさがある。
丘の上なので周囲の眺望も素晴らしい。
海の彼方には、基隆の離島「基隆嶼」の姿がくっきり。
砲台の西側には台湾電力公司の協和発電廠(火力発電所)も見える。
両方眺めていると、発電所にたつ背の高い煙突の工業的な光景と、今いる砲台の廃墟感の対比がすごい。
観測台に続く階段周辺は、なんだか絵になる緑と廃墟が某アニメ映画を思わせる雰囲気。
いまにもシー〇とかパ〇ーとかが走ってきそうじゃない?
休日なので砲台の周りには散策してる観光客も多く、東屋では地元のお年寄りが集まってたりして、現代の砲台は平和な公園となっている。
ゆるゆるして、いいところだ。のんびりできて、砲台も嬉しいんじゃないかな。
廃墟美と海の眺望が素晴らしい白米甕砲台。
これから基隆に来る人にもぜひおすすめしたい。
ただバスから上り坂歩いて20分とか結構つらいので、お金のある大人の方は、タクシーで直接砲台まで乗りつけるのがおすすめです!
砲台見学を満喫したところで、さあ、次のスポットへレッツゴー!
2018年4月基隆市バス無料DAY!!③につづく~
白米甕砲台
住所:基隆市中山區光華路37巷47號
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