昨日の台風は、ここ何年で一番大きくて強力な台風だったのではと思うくらい、一日中激しい暴風雨が吹き荒れ、一歩も寮から外に出られないような状況だった。
そして、朝発見した床の水たまりは、どんどんどんどん大きくなり、水がどんどん増えて行った。そのうち、窓枠から雨漏りがし出したうえに、壁からも水が流れ出し初めて、寮の壁の修理が全然だめだったということが判明。
新聞紙で抑えても間に合わない。雨漏りの部分はゴミ箱で水滴を受けることで何とかなったが、壁から染み出す水はお手上げ。管理室がゴミのベッドカバーを持ってきてくれたので、それで土嚢の様にして水を止めるが、やはりじわじわしみだしてくる。
あるだけの雑巾も総出で水をせき止め、あふれたらバケツに雑巾の水を絞って捨てる、床を拭く、水を絞る、せき止めする…を、朝から夜まで1~2時間ごとくらいに繰り返す羽目になった。
午後になると、水源地の水の濁りが規定を大幅に超えたため取水停止のニュースが流れ、夕方から夜にかけて、断水になるかもしれないから水の汲み置きを! ということで、私たちも、バケツやペットボトルに水を汲んだり、急いでシャワーを浴びたり、慌ただしく準備をした。
夕方になっても、暴風雨は治まるどころかどんどん激しくなり、ニュースの報道も「明日(28日)も停班停課になるか」どうかでざわつき始めた。20時ごろになると、南部の縣市が次々と28日の停班停課を発表していったが、北部は何の情報もなかった。
28日(水)は、私も朝から授業があるため、動向が気になったが、21:00ごろ、少しだけ雨が緩まり、浸水が収まっているように見えた段階で、身体がどうにもいうことを聞かなくなり、少しだけ休むつもりでベッドに横になったところ、朝からずっと掃除し続けてるのと同じだったから相当疲れていたのだろう、気が付いたら夜中の二時ごろになっていた。
床を確認すると、水が流れている様子はなかったので、そのまま睡眠を続行、朝07:00まで眠り込んだ。起き出して外を見たところ、風は少し吹いているものの、雨は降っていない。もう浸水はないだろうと判断して、床を片付け、雑巾を洗って干して、ごみを集めた。
そろそろ学校へ行く準備を始める時間だったが、ルームメイトの大学一年生が起きてこない。彼女は朝08:00から授業じゃなかっただろうか。おかしいな…。
と、思いながらパソコンを立ち上げて、初めて、昨夜遅く(私が倒れてから)、政府から9月28日の停班停課が公布されたことを知った。
しかし…外は雨降ってないし。風も穏やかだし。
明らかに、台風すでに去っていった感で一杯なんですけれども……。
でも政府の公布だから、それでも今日は学校が休みになるのだ。
今日は、思いがけず「もうかった」休日として、学生はみんな遊びに行ったりするのだろう。
さて…私としては学校に行って資料の整理の続きがしたいのだけど、行っても大丈夫かな? (断水とか停電とか)入れると思うけど、研究室、どうかな? うーん。
0コメント