この間、永康街から中正紀念堂に向かって歩いていた時に、金山南路の交差点のそばに新しいお店ができているのに気がついた。
食券の自販機が店頭に置いてあるお店の看板には「二師兄肉羹專賣店-東門店」と書いてあった。
肉羹、っていうと。とろみをまとわせた豚肉が入ってるあんかけスープね。
東門には市場の方に有名な肉羹のお店があるし、あそこはすっごい美味しいから、こんな近くにお店出しても、ちょっとやそっとの売りじゃ勝てないんじゃないかしら。
などと、人様のお店に対して上からな心配をしていると、自販機の逆側の看板に「24H POEN」と書いてあるのに気がついた。
おお、売りはこれか! 24時間営業!!
なるほどね、東門の有名店は朝早くからお昼過ぎまでしかやってないから、夜食べたい人へのアピールなわけか。イイいとこついてるかも。
お店も小ぎれいなファストフード店みたいなつくりで、なんかよさそうな気がするな。
お腹もちょっと空いてるし、試しに入ってみようか。うん、入ってみよう!!
まずは自販機で注文。……なんだけど、私ってこういうの良く分からないことが多くて……案の定、最後の会計をどこからしたらいいのか分からず、後ろから来た他のお客さんに手伝ってもらう始末。後ろの方、お手伝いありがとうございます……。
注文したのは肉羹と青菜の湯がいたの。肉羹にはライスヌードル「粄條」をセレクト。他には普通の麺やビーフン、春雨、ご飯が選べるようになっていた。青菜はサツマイモの葉っぱ「地瓜葉」だった。
食券をもって店内に入って席を探して座ると、すぐにカウンターに食券番号が表示されてスタッフのお姉さまに番号を呼ばれた。カウンターでトレイに乗った料理を受け取る。
出てきたのはこちら。麺も青菜も、思ったより結構ボリュームがある。
麺はこれで小、70元だよ!
お肉も結構おおぶりのがゴロゴロ入ってて好感度高し。
パクチーもしっかり入ってて、スープにはモヤシやキクラゲとかも入ってる。いいじゃん。
スープは割とあっさり目。東門の某有名店のスープの方が個人的には好きな味付けだけど、ここのお店のも悪くない。ここのは老若男女誰でも普通に美味しいと思う味だと思う。
味が足りなければ店内に置いてある調味料で味変したらいいし。
個人的には写真に写ってるのとは違う方の、もっととろみのある系の唐辛子のたれを麺に少し足すととても美味しく感じた。
そうそう、この時選んだ麺、ライスヌードルは日本のきしめんみたいで、つるつる&あっさりで、このスープにとても合ってた。スープがあっさりだから、春雨とかも美味しそう。
東門界隈って、あんまり安い小吃の店が少ないから今後もこの辺で軽く何か食べたいとき、ここを覚えとくといいかも知れないな。
ごちそうさまでした♪
二師兄肉羹專賣店-東門店
住所:台北市大安區金山南路二段6號
時間:24時間
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