2020年11月1泊2日台中MRT(メトロ)試乗の旅①高速鉄道台中駅からMRT試乗の旅へ出発!

がぁこさんは、さりげにソフトな鉄子である。

ガチではないが、ローカル線や新規開業の路線、古い車両などを見に行くのが好きだったりする。

なので、11月中旬の某日、ネットニュースで「台中メトロ緑線、16日よりプレ開業」の見出しを見た時、どきどきして矢も盾もたまらず、思わず仕事とプライベートのスケジュールを確認。1日休んでも何とかなりそうと判断し、ニュースを見た翌日には有休を申請し、プレ開業の週の20日(金)から1泊2日で台中MRT試乗の旅を決行してきた次第である。


さて、出発前に立てたおおまかな予定は以下の通り。

11月20日(金)は、10時半に高速鉄道台中駅からMRT試乗開始し、途中下車してグルメも観光も楽しみながら、時間の許す限りMRTに乗って写真撮影などを行う。夜は台中在住の大学のルームメイトと食事。

11月21日(土)は、起きられたら市場見学などして、昼にチェックアウト、午後は台中在住の友人とお茶、夜に台北にもどる。


台中MRT公式サイトに掲載されている路線図はこんな感じ。

全長16.71㎞あるそうで、高速鉄道台中駅と市街地北側の北屯総駅の間の全18駅を結んでいる。プレ開業期間中はICカードを使用すると乗車無料だって♪

この路線図を参考に宿を検索して、MRT文心中清駅徒歩すぐのホテルを予約した。

台中には台北と同じようにyoubike(台中ではibikeというらしい)もたくさんありそうだし、どこへ行くにも交通に困ることはなさそう。

天気予報も2日とも快晴とある。完璧ではないか。


そうして、うきうき迎えた旅の当日。


予定通り、20日の朝10時半には高速鉄道台中駅の隣に新設されたMRTの駅へ。

乗り換え通路の入口が車両を模したデザインになってて、これがすごく可愛かった。SNSで写真だけ見て、一瞬本物と勘違いした友達もいたくらい、よくできていた。

通路をくぐると改札口で、係の方の指示に従いホームへ向かう。

こちらの駅の名前はそのまま、「高鉄台中駅」。

ホームから高速鉄道の駅舎が見えた。

平日の午前中にもかかわらず、ホームにぎっちりの人、人、人……大混雑である。

やって来た車両に乗り込む前に、とりあえず外観をパチリ。

今から乗る車両は家電メーカーSAMPOのラッピング車両だ。パンダの顔みたいね。ふふ。

車両に乗り込むと、中は朝の通勤ラッシュ並みにぎちぎち。有給取ってまで来た私が言うのもなんだけど、みんな仕事とかないのかな……。(汗)


ともあれ、出発だ。

台中MRTは、2月に開業した台北MRT環状線(イエローライン)と、車両や線路の雰囲気がよく似ている。

無人自動運転なのも同じだ。だから、先頭車両の窓に大きいお友達が張り付いて写真や動画の撮影をしているのも同じだ。

ただし、台北MRT環状線の線路は沿線の風景に変化があって写真が撮りやすかったのだが、台中はほぼすべての区間で緑の枠に囲まれていて風景がやや単調になりがちだった。

たぶん市内のど真ん中で建物と線路の距離が近すぎるから、防音と目隠しのためなんだろうけど、「線路の向こうからカーブを渡ってくる列車」みたいな素敵構図が撮影できなくてちょっと残念だったかも。

とにかく混んでいたので、前半はなんとか人の間からカメラを前に出して、さささっと撮影、を繰り返した。


途中、何度か向こうからやって来た車両に遭遇した。こういう場面を撮影できるのは、やっぱり先頭車両だから撮り逃しがないのよね。うふ♪

このシンプルな緑のラインと台中MRTのロゴだけという外観の車両がデフォルトの車両だ。私個人的には、どんなラッピング車両よりこのデザインが一番かわいいと思う。

そうこうしているうちに、最初の途中下車駅で本日の宿泊先がある駅でもあるMRT文心中清駅に到着。

時刻は11時ごろ。この駅では、昼食2軒ハシゴの予定。

さあ、ご当地グルメを食しに、レッツゴー!!!!



2020年11月1泊2日台中MRT(メトロ)試乗の旅②へつづく~



台中MRT(メトロ)公式サイト(中国語)

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi