梁記嘉義雞肉飯。綺麗なお店でいただく美味しい鶏肉飯。

10月の某日、平日に代休が入ったのでMRT松江南京駅近くの梁記嘉義雞肉飯にブランチしに出かけてみた。

梁記嘉義雞肉飯はガイドブックやテレビでもたくさん紹介されている有名店。

なのだが、実はここも、がぁこさんの「そういえば行ったことなかった」シリーズの店であった。

いろんな方が絶賛されている鶏肉飯、一度は自分で食べてみないといけないだろう。

しかし、かの店は平日しか営業しておらず、しかも昼飯時はいつも行列で、近所でインターンしていた時も行列を眺めるだけで食べに行った事はなかったのだ。

平日に代休が入ったのも何かの縁、思い立ったが吉日ということで食べに行ってきた次第である。


さて当日。

開店間もなくの10時半ごろお店に到着。先客が数組いらっしゃるが、まだ昼食には早いので空いている。

お店が記憶にあるよりとても綺麗で清潔だった。しかもホールスタッフのおばさまたちの動きが機敏でテキパキしてるのが好感度大。

案内された席で注文票を記入しておばさまに渡すと、料理が運ばれてきた時にお金を渡すシステムだった。

とりあえず、このあともう一軒近くのなかなか行けない飯どころに行こうと思ってるので、軽めに以下の通り注文した。

鶏肉飯小、ブロッコリー、半熟目玉焼き。

目玉焼きは鶏肉飯にオンするのがおすすめらしいので、他の人のまねをしている。

さて、実食の感想だが、鶏肉飯として普通に美味しいと思う。

しかし、私個人の感想としては、いまひとつ鶏肉にしっとり感が足りないように思う。あと一歩でパサパサの領域に足を踏み入れそうだ。

嘉義で食べた絶品鶏片飯を想い出すと、ちょっとこれとはしっとり感が異なると思う。

台北近辺で、嘉義の味に限りなく近い、というかほぼそのままの味が食べられるのが、新店の嘉義鶏肉飯だ。

今、超有名店の鶏肉飯を食べてみて、マジで新店が台北エリアでは優勝だと再確認した。

やっぱあの店が最高だわ。

しっとり鶏肉の新店のは、まさしく嘉義で食べるままだが、梁記さんは、美味しいけどしっとりが足りない。あくまでも個人の食べ比べの感想だが。うん。

でも、半熟卵はいい感じだと思う。

パサパサよりの鶏肉が、とろりとした黄身をからめることによって、まろやかな高級卵かけご飯になるから。

唐辛子は豆鼓で味濃くなるので、加えるかどうかは先にほんの少し入れてみてから好みで足すといいと思う。

ああ、でも、美味しかったけど、期待してた味と違ったから、なんか久しぶりに新店に鶏肉飯食べに行きたくなったなぁ……。



梁記鶏肉飯

住所:台北市中山區松江路90巷19號

時間:10:00~14:30、16:30~20:00、土日定休

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi