今日から台湾は3連休。
明日10月10日の中華民国建国記念日「国慶節」が本来祝日なのが明日は土曜日なので、振替で本日金曜日がお休みになり、3連休となった模様。
10月10日当日はもちろん、当日に向けて各地で色々イベントがあるのだが、一番手軽に見に行けるのが、数日前から夜間に行われる総統府のプロジェクションマッピング「國慶總統府建築光雕展演」だろう。
音楽と連動させたレーザー光線や映像を総統府の建物に投射するライトアップイベントだ。
ニュースで今年も始まったという報道を見て、「そういえば、これも今まで見に行ったことないな」と思い至り、連休前の8日の夜(要するに昨夜)、会社帰りに寄り道して見に行くことにした次第である。
今年の開催期間は10月6日から10日の5日間。
上演時間は、19時、19時30分、20時、20時30分、21時、21時30分で、1回のショーは約8分間。
私が総統府正面の見学エリアに到着したのが、18時50分ごろ。
会場をざっと見た感じ観客のみなさんはパラパラ立ち見という様子だったので、私も適当な場所に立ってスタートを待った。
(※1回目終了後に分かったのだが、立ち見エリアの前に地面に座って見学するエリアがあったので、そちらの方が見やすいかとおもう)
19時2分前くらいから中国語と英語の前説が流れ、19時からショーがスタート。
報道によると、今年のテーマは「迎向挑戦(挑戦に立ち向かう)」、「淬鍊成長(鍛錬と成長)」、「数位発声(デジタルテクノロジーを駆使して声を届ける)」、「民主驕傲(民主主義の誇り)」の4つだそう。
映像の中には、上記のテーマに沿っていると思われる、台湾が民主主義をつかみ取った道のりや、多元的な人々が共存する様子、鉄道の風景、ゲームやテクノロジーの発展などのイメージがいくつも登場した。
現在のコロナ禍を反映したマスクも登場していたのも印象的だった。
最後は高らかに謳いあげるように「我是台湾人(私は台湾人)」という言葉が世界各地の言語で映し出されてフィニッシュ。
レーザーの光と音楽も相まって、なんとなく気持ちが高揚する終わり方。
まわりの台湾の人たちも感激した方が多かったようで、「(建国109年)恭喜(おめでとう!)」などと声をあげて、拍手をする様子が見られた。
9年も台湾に住んでて初めて見学に出かけたけど、とてもいい雰囲気の音楽と光のショーだったと思う。
クリスマスの新北市政府前のプロジェクションマッピングに勝るとも劣らない見ごたえがあった。(しかも総統府の方が観客もそんな多くないし)
何か得したような楽しい気持ちになり、帰路に就いたがぁこさんだった。
109年國慶總統府建築光雕展演
期間:10月6日から10日の5日間。
時間:19時、19時30分、20時、20時30分、21時、21時30分(各約8分間)
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