ここ数年、少しずつ市場に出回るようになった台東発のマンゴーの新品種。
それが、「マンゴー界のルイヴィトン」と呼ばれている「夏雪芒果」だ。
品種改良の土台になったのは、台湾に昔からある緑色の小さい土芒果。香りがよくて味も濃いけど、スジが多くて食べにくく、食べられる部分が少ないのが難点のマンゴーだ。
しかし、夏雪芒果は、土芒果の濃厚な香りと甘みを保ちつつ、繊維も少なくジューシー。
食べごろは黄色くなるのが、金煌芒果にもにている。
前から食べてみたいと思っていたのだが、台北ではほとんど見かけないので、食べたことがなかった。でもやっぱり食べたいので、今年はお取り寄せにチャレンジした次第。
作ってる農家もまだそんなに多くなくて、農協とか通販のサイトでも見かけるけど、できたら生産農家さんから直接購入したいと思い、農家のFBから直接注文した。
直接購入した方が、小規模な農家さんの応援になると思うしね。
というわけで、5月半ばに注文して、5月末にちょうど収穫が始まったので、思ったより早く届いたのだった。
今回頼んだのは一番大きいサイズで、5個入り、送料と着払いの代引き手数料込みで合計850元。
送料を100元とすると、だいたい1個150元もする(私的に)超高級品だ。
ちなみに夏雪芒果の価格の相場は一般的な愛文の3倍。贈答用の愛文が1個40~50元くらいするから、妥当な価格なのである。
さて、さっそく箱を開けると、すごく濃厚なマンゴーの香り。
同封されていた食べごろ案内の写真によると、この写真よりもうちょっと緑が少なくなったら食べごろで、オレンジに近くなったら熟れすぎとのこと。
室温で追熟させて、いい塩梅になったら食べるちょっと前に冷蔵庫へ入れて食べるのがいいらしい。少し長く保存したいときは、ほぼ食べごろになったら冷蔵庫の野菜室に入れると追熟が進まなくなるから保存しやすいそうな。
この写真は、届いてすぐに食べたひとつ目のもの。
結果としては、まだ追熟が足りなくて、美味しいけど、かなりあっさり目の甘さだった。
色々試した結果、届いた日から1週間あとくらいの、緑が完全になくなって、見本のベストから気持ちオレンジ寄りに熟した状態が一番おいしかった。
完熟のは写真撮り忘れたけど、もう、すごい濃厚な香りで、手を洗っても手からマンゴーの香りがするくらい。味も、愛文とはまたちょっと違う濃厚な感じで、果汁も多くてとても美味しかった。
切った時に出る果汁はもったいないからヨーグルトにかけると最高。
ただ、一番おいしかった状態のが最後の一個だったので、もう次がないのが残念。
また来年頼もうかしら♪
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