タロイモが好きだ。特にスイーツにつかってあるタロイモが大好きだ。
台湾にはありとあらゆるタロイモスイーツがそろっている。台湾に通い始めたころには全然気にもしてなかったけど、台湾に来てから同級生や友達を通してタロイモの美味しさに目覚め、タロイモスイーツLOVEになった私。
ある時、ネットの海をさまよっていた私の眼を釘付けにしたのが、タロイモあんがぎっしりのタロイモまんの写真だった。見れば、MRTオレンジラインの片方の終点・ 蘆洲間近のエリアにある「麥釀」という饅頭屋さんのものらしい。
台湾でいうところの「饅頭(マントウ)」は、日本の和菓子のお饅頭ではなくて、中華の肉まんやあんまんのこと。基本は食事のお伴になる白いふかふかの皮オンリーのもので、もちろん中に具が入っているものもいろんな種類がある。
麥釀公式FBを見るに、このお店は食事の基本の具無し白まん(饅頭)のほかに、チーズとかソーセージとか、おしゃれ系な具材を使った若い人向けぽい商品が多いみたい。
早速買いに行こうと思ったが、営業時間が15時から20時。平日仕事終わってからあんな遠いところに行っても間に合うか微妙な時間。では週末に行こうと思うと、日曜が定休日。私も土曜は用事があることが多く、午後15時開店っていうのも、また微妙な時間。
というわけで、土曜の午後に用事がない日を待って、11月の某日に突撃を果たしたわけであった。
で。当日。
張り切りすぎて開店15分くらい前に到着してしまったのだけど、お店自体は開いていた。しかも、先客がすでに商品の品定めをしていた。すごい。
商品も大部分が並んでいたけど、まだ出ていない商品もあり、開店の15時を目指して蒸している途中のようだった。
お店の奥を覗くと、近代的な設備で衛生的。思った以上にきちんとしたお店だった。
商品が出てくるまで、ほかの商品を見ていると、ベーグルやミニ食パンみたいな饅頭以外の物も置いてあった。つうか、どれも包装がおしゃれ。
だいたい15時ちょうどくらいに、さっき蒸していた商品が蒸しあがったらしく、お店の方が私たちに注文を聞いてきた。私が目指すのはタロイモあん入りの蜂蜜捲芋頭35元。なんだけど、よく似た名前のあん無しの蜂蜜芋頭を指さしてしまって、お店の方がせっかく出してくださったのに、取り換えてもらうという失態を犯してしまった。お店の方は気持ちよく取り換えてくださったが、とても恥ずかしかった。
ともあれ!
お目当てのタロイモあん入りの蜂蜜捲芋頭を4つと、サツマイモ入りの紫米捲地瓜1つ、小豆あん入りの抹茶捲紅豆1つを購入。
タロイモあんまんは蒸したて! 熱々をゲット!!
なんたる幸運!! これはもう、今すぐ食べるしかないよね!!
お店を後にして、歩きながらかぶりつく。
超タロイモ!!(感涙)
思った以上に、タロイモあんたっぷり。あんと書いたけど、ほぼ塊のタロイモで、甘すぎずいい塩梅。タロイモの粒入りの皮も、小麦の香りとほんのり甘さがマジですごい美味。うっとり。
気がつけば1個目完食。
食べ終わって、手元には熱々のタロイモまんがあと3つ。
せっかく熱々なんだし、もったいないから、もう1つ食べちゃおうかな♪
ということで、駅前のバス停ベンチに腰掛けて2つ目を堪能。(下の写真は2つめで、がっつかず、じっくり撮影した分ww)
袋のデザイン可愛いね。蒸し立てだからか他の商品とは違う密閉してない普通のビニール袋。「心から麦の香り」って書いてあるけ。うんうん、まさに、その通りですよ。皮も美味しかった!
ほぼ手のひらサイズで、ずしっと重みを感じるタロイモあんまん。美しいねえ。
私の割り方がいまいちでタロイモあんがそんなに多く無いように見えるけど、実際はもっとタロイモタロイモしてる。
結局続けて2つもタロイモあんまんを完食してしまい。食後は相当お腹一杯。この日がぁこさんは晩御飯食べられなかったのだった。
この日食べなかった分は冷凍して、後日会社の電気鍋で蒸して美味しくいただいた。
そうそう、サツマイモあんと小豆あんのについては、サツマイモのはごろっとでっかいサツマイモが入ってて食べごたえあり。甘さもほどほどで、わりとイケる。小豆あんのは、私には甘さが足りず、物足りなかった。という結果だった。
また、土曜日午後にタイミングが合えば、買いに行きたいと思っている。冷凍後の蒸し方もマスターしたから、今度はもっといっぱいタロイモあんまんを買って冷凍庫にストックしたい。
麥釀(麦醸)
住所:新北市蘆洲區三民路143號
電話: 02 2282 5333
時間:15:00-20:00、日曜定休
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