MRT中正紀念堂駅の上に位置する南門市場の建て替え工事が行われることになり、このほど市場がまるごと仮設市場に引っ越した。
南門市場はもともと日本統治時代に開設された千歳市場という市場で、戦後になってから南門市場と呼ばれるようになったという。
今回建て替えが決まったビルは1981年にオープンしたもので、当時としては先進的なおしゃれな市場だったのではないかと思う。
わたしも毎年、帰省前のお買い物にでかけてる南門市場。
駅のすぐ上で歩かなくていいし、荷物が重たくなっても余裕なのがいいところだった。
今回の建て替えは2023年完成予定だそう。完成予定図を見るに、すごいおしゃれなビルになるみたい。
仮設は何処になるのかなと思ってたら、先日、いつもの中正紀念堂散歩の途中で、杭州南路に見慣れないビルができてるのに気がついた。
あれなんだろうと思ってよく見たら南門(中継)市場と書いてあり、気になっていた。
その時はまだオープンしてなくて、その後10/17にオープンというニュースを見たけど、出かける暇がなく。先週末に遅ればせながらやっと見学に行ってきた。
プレハブ感はあるけど。カラフルな配色がおされじゃない?
正面の入口の右側に2階のフードコートに行く階段、建物左側に駐車場まであり。昼時ということもあって大変な賑わい。
中に入ってみる。
1階入り口側は、服飾雑貨コーナー。前の2階部分のお店にあたる。
1階奥の広い方が以前地下だった生鮮食品と1階だった乾物・総菜コーナー。
2階がフードコート。
1階手前の服飾雑貨コーナー。すごいすっきりしてる。
生鮮食品・乾物コーナーに入る前にガラス戸があり、そこを抜けると以前のビルでも入口にあった乾物屋の大連があって、なんかちょっと見慣れた雰囲気みたいに錯覚。
でも、通路広いし、お店が当たり前だけどみんな新しくてきれい。
前あったお店はだいたい全部あるみたい。
一番奥まで行くと、生鮮食品コーナー。
肉とか野菜は以前は地下で販売してたので不思議な感じ。
お店が新しいせいか、どこも生臭いにおいとかなくて、すっごいすっきりしてる。
もう午後だからか、こちらはあまり人がいなかった。
ちょうどお昼をまだ食べてなかったので、2階に行ってみることに。
乾物屋の前のエレベーターに乗ろうと思ったら目の前で行ってしまった。
なので振り返って目の前の階段で2階へ。
2階に上がると、なんか外に出ろ見たいな標示。ええ?
一回業者さんの駐車場みたいなところに出て右に曲がると、フードコートの入口があった。
迷路みたいだな……。
中に入るとさらに奥に進んで、やっとフードコート。
どうも、服飾雑貨コーナーの上にあたるぽい。
食事が目的なら、最初から正面入り口の階段で上がってきた方が早いね。
中は学食的な、一般的なつくり。
ざっと見た感じ、前にあったお店はみんなある様子。
席が少ないのは前もだけど、これは本当どうにかならんのかな。
一番手前の炒飯のお店で注文して、見渡すと、幸いすぐ目の前の席がひとつ空いていた。
炒飯のお店はブルブル震える呼び出し機を渡してくれていた。これはお店によるかもしれない。
出来上がったチャーハンは、まあ普通。
とりあえずはお腹が満たされたところで、今回の見学はこれにて終了。
駅からちょっと遠くなっちゃったのが残念だけど、中正紀念堂の目の前だし、観光のついでに夜にはいいかも。
すぐ傍に有名な小籠包の店もあるし。もうちょっと歩いたら東門だし。
観光の人は永康街に抜けてもいいかも。
信義路側に行けばyoubikeもあるし、地元民は自転車に乗って帰宅かな。(自宅付近にyoubikeステーションがある場合に限る?)
しかし何よりも、通路が広くて、店内が清潔だったのが好印象。
2023年の新しいビルに期待が膨らんじゃう。
それまでは、こちらでお買い物ね。
南門市場(中繼)市場
住所:台北市大安區杭州南路二段55號
時間:07:00-19:00、月曜定休
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