だいぶまえに話題になってたかき氷屋さんに、やっと行ってきた。
MRTの古亭駅と台電大楼駅のあいだくらいにある「Kakigori Toshihiko」さんだ。
ローマ字で書いてあるけど、店名は日本語で「かき氷としひこ」
トシヒコさんというのは、オーナーのお名前の日本語読みらしい。なんでもオーナーさんは日本の製菓学校に留学してた経歴があるそうで、実際お店に行ったときも、オーナーさんすごい日本語が上手だった。
さて、私がうかがったのは休日のお昼過ぎ。
一歩店にると、すごいカレーの香り。あれ? かき氷屋さんよね?
って、食事メニューでカレーも出してらっしゃるので、目をつぶってるとカレー屋さんにいると思っちゃうくらい。
ちょっと心惹かれるけど、私の目的はかき氷。
そして今は夏なので、やっぱりマンゴーかき氷を注文しよう。
こちらのお店のマンゴーかき氷「愛文紅葡柚」は260元もする高級なかき氷。
見た目はただマンゴーソースがかかってるだけのシンプルなかき氷に見える。
だ ・ け ・ ど ~~~!!
まずソースと氷を一口食べて、相当驚いた。
なんてゴージャスな味わいなの!?
マンゴーソースとココナッツミルクのソースが濃厚がまったりとまじりあい、ところどころに身をほぐしたレッドグレープフルーツがプチプチ食感を演出して、表面に散らした緑のレモンの皮のすりおろしが、爽やかな香りを添える……。
うっとりですよ。
そして、食べ進めると、氷の下の層にも同じソースがかけてあって、さらに中にはカットマンゴーさんも鎮座しておられるという、至れり尽くせりぶり。
ひとりで行って、一碗は多いかしらとか思ったけど(嘘つけ、いつも一人で一碗たべるくせに)、本当に美味しくいただくことができた。
こんな驚きのあるマンゴーかき氷って、本当久方の出会いだったわ。最高。
お店の方によると、この素晴らしいソースは香港デザートの楊枝甘露から着想をえたものだそう。
楊枝甘露というのは、マンゴー、タピオカ、ポメロ(文旦みたいなやつ)のスープみたいなデザートで、香港行ったときに食べたことある方も多いかも。
トロピカルで、ゴージャス。堪能させていただきました。ありがとうございます。
こちらがメニュー。
カレーよりかき氷の方が高いのね。笑
そうそう、メニューにはマンゴーかき氷にタピオカつきって書いてあったけど、食べてる時にタピオカついてなくて、忘れられたのかと思ってオーナーさんに聞いてみたら、今はタピオカつけてないんだって。
何故かというと、タピオカは業者のをしいててたんだけど、提供するかき氷の材料は自家製にこだわりたいから、ということだそうで。
私と同じような誤解をする人がいるかもだから、はやくメニュー書き換えたほうがいいかも。もう書き換わってるかしら?
とはいえ、かき氷が本当レベル高いから、ぜひまた違うメニューを攻めに行きたい。
やっぱり、タロイモ好きだから、次はタロイモのモンブランかしら~~~?
Kakigori Toshihiko
住所:台北市中正區金門街2-2號
時間:12:00-21:00、月曜定休
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