小琉球の宿の宿泊には往復の船のチケットも込みだった。
連絡船乗り場で、宿に言われたように団体の窓口に行って名前と電話番号を告げるも、リストに無いといわれてしまった。
「えええ、どうして?」と思っていると、窓口の人が電話で宿に確認してくれて、チケットを受け取ることができた。
窓口のおばさんは私が日本人と分かると、すごい一生懸命片言の日本語で説明してくれたけど、私は今一つ事情が呑み込めず。
後で分かったのだけど、民営の船はもう一つ会社があって、そちらはこの会社のすぐ近くに窓口があって、本当はそちらの会社が宿の指定してた船だった……みたい……。
そう、わたくしが間違えてたのでした!
でも、この時はまだ、頭に「???」が飛んでる状態。
いや本当もう、無事チケットもらえてよかったよジブン……。
チケットを受け取ったところで、あと五分で次の便が出るから乗れと言われ、ダッシュで乗船。
もう前の方しか席が空いてなかったので、しかたなく空いてる席に座る。
(こういう高速船は後ろの方が揺れないのだ。優先席だって一番後ろにあるくらい。前は揺れやすいから、できたら乗りたくないのよ。)
しかし。恐れていた以上に、この日は波が高めで、小琉球に渡るわずか20分ちょっとの間にものすごいアップダウンを経験し、激しい船酔いになってしまったがぁこさんだったのでした……。
14時ごろ船を下りた時は足元もおぼつかない、もう一押しされたら嘔吐確実、という極限の体調に陥り……。
幸い宿は埠頭のすぐそば。
宿に着くと、まだ部屋の整理の真っ最中だったけど、シーツの取り換えが終わったベッドにご好意ですぐに寝かせてもらえることになった。そして、そのまま3時間ほど昏倒したのだった。
(もしかしたら、軽い熱中症だったのかもしれない。)
P.S.
そうそう、この宿、到着してから「個人部屋」というのが男女混合の部屋だったと判明して、てっきり男女別だと思ってた私は驚いた。
一応ブースカプセルホテルみたいに木枠で小さい個室風になってて、入り口もカーテンで目隠しできるので、まあ仕方がないかと諦めた。でもやっぱり、あまり落ち着かないもので。がぁこ的に、後にも先にも男女混合ドミ体験はここだけ。泊まってた人たちみんないい人だったけど。でも心情的にはやっぱり別がいいですよ。(汗)
2015年8月夏休み・南部放浪7泊9日バックパッカーひとり旅。40へつづく~
小琉球綠蠵龜潛水住宿
住所:屏東琉球鄉中福村三民路198之7號
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