肥前屋。ちょっと懐かしい感じの鰻を食べる。

肥前屋は、台北の鰻屋の中で一番名前が知られてる店なんじゃないだろうか。

日本人駐在員の方々がたくさんいらっしゃる林森北路の近くの路地にあって、いつもお客さんがたくさんいる昔ながらの人気店だ。

ここへは台湾に留学に来てすぐ位に、台湾人の知り合いに連れてきてもらったことがあった。まあまあ美味しい鰻を食べたように記憶している。

先日、友人の会社を訪問した帰りに、そういえば近所に昔行った鰻屋があったっけと思い出してひとりで再訪してみた。

週末の昼時で、店頭には数人並んでいたけど、一人と告げると合席ですぐに着席できた。

一番安いうな重小250元とう巻130元を注文。

注文して1~2分くらい、あっというまにうな重がやって来た。

結構覚えてたより立派な鰻。

たれはサラサラでちょい薄味かとも思ったけど、これはこれで大丈夫。

鰻のかば焼きは、ちょい小骨を感じる仕上がりだったけど、ふっくらしていて、味はこの値段だったらまあ良いと思う。

なんだか、昔子供のころ、どこかの町の食堂で食べたうな丼みたいな、素朴な味。そうそう、食堂のうな丼。高級じゃないやつ!

鰻がちゃんと切れてなくて、箸で切るときに身が崩れそうになって、ちょっと食べにくかった。

みそ汁はちょっと台湾人向けで甘かったけど、ギリギリ耐えられる範囲。

ご飯もいっぱいで、これだけですごいお腹いっぱいになった。

でも、牛丼屋のす〇やで食べるのと同じくらいの値段で、鰻は倍以上の大きさだし、けっこう満足。250元でしょ、いいじゃん!十分だよ。

うな重を食べてる途中でう巻が登場。

私の好みよりちょいと水っぽい仕上がりで、味も薄いけど、これもまあOK。大丈夫。

なんつっても安いし!

うな重とう巻で、もうすっかり満腹。

合計380元、日本円で1500円くらい? 許せる。全然OK。

また鰻食べたくなったら、来ようかな♪



肥前屋

住所: 10491台北市中山區中山北路一段121巷13-2號

時間:11:00-14:30、17:00-21:00 (月曜定休)



台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi