台灣陳沙茶火鍋。台中駅近くの路地裏のおすすめ庶民派火鍋店!

2023年のある日。

台中での仕事帰りに現地在住の友人Hちゃんと夕食をご一緒することになったがぁこさん。

宮原眼科のレストランにアタックしてみるも予約で満席で撃沈、急遽Google先生に徒歩圏内のレストランをお伺いしたところ、地図上に「台灣陳沙茶火鍋」という火鍋店をみつけた。

Hちゃんに聞いてみると、結構名の知られているお店の様子。

彼女も行ったことないというので、これも何かの縁ということで、お店に向かってみた。

Google先生の指示に従って歩いていくと、お店は何やら怪しげな路地の中にあった。

お隣もよく似た感じの火鍋店だったが、候補にしていた台灣陳沙茶火鍋の看板を見ていると、ご主人に笑顔で挨拶され、メニューを見せられた。

「火鍋大きそうだけど、二人で食べきれますか?」

と私たちが聞くと、ご主人は、

「大丈夫! 鍋底(スープ)に野菜が入ってるから、あとは肉と、海鮮と、練り物をひとつずつくらい頼んだら二人分だよ! 足りなかったらまた頼めばいいから~」

と答えながら、メニュー表のおすすめの項目にサラサラサラ~~っとチェックを入れ、その間に私たちは路地に置かれたテーブル席に案内され、気が付いたら席に座っていた。

ご主人、すごい流れるような案内! 超手練れだな!

こういうレトロなタイプの火鍋店って、ほとんど利用したことないので、なにをたのんだらいいのかよくわからなかったが、女神Hちゃんがおすすめの具材をセレクトしてくれた。

結果頼んだのは下記の通り。

鍋底180元、たっぷりキャベツなどの野菜入り。空心菜は頼んでなかったと思うので、鍋底のうち?かな?(忘れた)

霜降り牛肉280元、鵝脆腸(ガチョウの腸)160元、手工燕丸(肉団子)100元、黄金豆皮(揚げた湯葉)90元、魷魚(干したスルメイカを戻したもの)180元。

沙茶火鍋なので、たれは海鮮ソース「沙茶醤」に、好みで醤油や酢などを足して自分で調合。

席の近くに調味料が並べてある台があって、ネギとかニンニクも自分で好きなだけ投入できた。

鍋底のスープはあっさりだしで、いろんな具材を投入して煮ていくと、スープにいろんなうま味が加わって、どんどん美味しくなっていった。

鍋に具材を投入するときに、Hちゃんがそれぞれの具材について簡単に教えてくれただけでなく、ひとつずつ最適な加熱時間で取り分けてくれたので、至れり尽くせりで最高の状態の具材を味わうことができた。女神さまに超感謝!!

ガチョウの腸って、火鍋の具として初めて食べたけど、コリコリして、クラゲみたいで美味しいのね!

あと、燕丸っていうのも美味しかった。これは、ただの薄皮でひき肉まいたワンタンみたいな肉団子かと思ったら、皮の部分は豚肉をすりつぶして薄く伸ばしたものなんですって。

揚げた湯葉も、生のとはまた違った食感になって、油のコクも加わるしで、すごい美味しいのね~!

けっこう頼んだ量少なかったかなと思ったけど、意外とお腹いっぱいになってきて、本当は最後に締めのうどんか春雨でも入れたかったけど、あとでアイスも食べたいし、今回は締めはあきらめた。

残念、いつかまた締めまでがっつり堪能したいわ~~!

そうそう、私たちが食事してる時間帯、お店にはテレビの取材が来てたのよ。

たぶんグルメ番組だと思う。レポーターのタレントさんは私もHちゃんも誰か存じ上げなかったけど、テレビにも雑誌にもよく登場するお店みたいだし、やっぱりすごい人気なのね~


二人で火鍋とお茶1本頼んで1000元ちょっと、ひとり500元ちょいとは、さすが台中、すごいコスパいいと思うわ。

この値段なら、一人で食べに来てもいいくらい。

臨時に選んでそんなに期待感もなく来たお店だけど、めちゃくちゃ満足したわ!!

超おすすめ!!

ごちそうさまでした!!



台灣陳沙茶火鍋

住所:台中市台灣大道一段81巷25號

時間:16:30~22:30、月曜定休

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi