台中文学館のカフェ「NMU 幸卉文學咖啡」で軽いランチとハーブティーを楽しんだがぁこさん。
時刻は15時前になっていたが、帰りの電車は17時半ごろでまだまだ時間がある。
一回ホテル方面へ戻るか。
地図によると、途中ホテルの近くの自由路という道には太陽餅を売る菓子店が集まっている様子。
「太陽餅」というのは、薄い層が重なったパイ生地で麦芽糖の餡を包んで焼き上げた中華菓子。
名前の由来は一説には、黄金色に焼けたパイの丸い形が太陽に似てるから、らしい。
太陽餅という名前がついてから人気沸騰したというので、ネーミングの勝利だね。
名づけた太陽堂というお店や、もともとのパイを作ってたお店とか、太陽堂から枝分かれした子孫や弟子の店とか、いろいろあるらしい。
自由路二段にお店が集まっているのは、一番最初に太陽餅を作ったとされる「太陽堂餅店」が自由路二段23号にお店を構えていたからみたい(現在は閉店)。
なので、ぶらぶら歩きつつ、のぞきながら、気になるお店があったら入ってみて、太陽餅をお土産に買おうという算段である。
最初に到着したのは「阿明師老店太陽堂」。
太陽餅の老舗らしいが、Google先生の地図の写真でみかけた丸いパイ「彩頭酥」のタロイモ餡にコーン入りのやつを食べてみたかったのだが、あいにく店頭では4種類のうち基本の「緑豆餡+切り干し大根」のしか売ってなかった。
甘い餡にしょっぱい切り干し大根の組み合わせが好きか自信がなかったので、お腹もいっぱいということもあり、今回はパス。
お隣の「一福堂老店」は写真撮ってないけど、ここはレモンケーキが有名で、前に食べたことあるしいいかとパス。
その隣の「太陽堂老店 自由路總店」は、何年か前にお店を新しくしたようで、店頭に可愛いマスコットが立っていた。なんとなく食指が動かずパス。
またその隣は「太陽堂老舗」で、また写真撮ってないけど、こちらはレトロなお店。
今現在営業している太陽餅のお店の中で一番古いらしい。今回はパス。
そのままホテルのある台湾大道に向かって歩いていくと、進行方向右手にすごくおしゃれな「陳允宝泉」というお店が見えた。
道を渡って中を覗くと、何人もお客さんがいて人気がありそうな感じだったので、入ってみた。
店内は和菓子屋のような雰囲気で、ギフト用によさそうな上品なパッケージの商品が多かった。
ちょうど焼き立ての太陽餅が出てて、1個ずつばら売りしていたのでこれを1個購入。
レモンケーキもパッケージが可愛かったので購入した。
太陽餅は紙の小さい袋に入れてあるだけだったのでとってもいい香りがして、辛抱たまらず帰りの電車を待ってる間に台中駅のホームで食べちゃった。
さすがに当日作り立てだけあって、パイ生地がサクサク香ばしく、むっちゃ美味しかった。
レモンケーキは帰宅してから日を改めて食べたが、今回買ったレモンケーキ「香柚檸檬蛋糕」は説明によると台湾屏東のレモンと日本のユズを使っているとのこと。
食べてみると、レモンの奥にユズが香る今まで食べたことない味だった。これもとても美味しい!
ちなみに、台湾大道を渡ったところにある「九個太陽旗艦店」でもレモンケーキを買った。
こちらはレモン風味のオーソドックスなレモンケーキで、わりと甘さ控えめなのが良かった。
あれ?
結局太陽餅めぐりのはずが、買ったのはレモンケーキのほうが多かったわね。
でもどこも美味しかった。また台中に行くときは食べ比べしてみたいなあ~
2022年3月2泊3日台中ひとり旅19-DAY3-8へつづく~
陳允宝泉
住所:台中市中區自由路二段36號
時間:09:00~21:30
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