「樂群冷凍芋」で美味しいタロイモを堪能したがぁこさん。
さっき第五市場に向かう途中に立ち寄った台中文学館の古民家カフェが気になったがGoogle先生にお伺いすると12時からの営業とのこと。
時刻はまだ11時にもなってない。
ならば、この近くの日本統治時代の建物でも見に行くか、と歩きだして数分、いよいよ大雨になってきた。
目の前に茶館かカフェと思われる日本家屋があったので、玄関でメニューを見せてもらうと、お茶だけで400元とかする高級な茶館だったので、今後の参考に名刺だけもらって今回はパス。
そんなこんなしているうちに、雨脚はますます激しさを増していく。
一刻も早くどこか屋内に入りたい。
そのまま大雨の中、林森路を5分ほど歩くと、見学しようとしていた「台中刑務所演武場」に到着した。
演武場は剣道とか柔道とか武道の練習をする道場。この時は建物外観だけ見学できた。
この演武場の周りに日本家屋がいくつか並んでおり、その中の一軒で元倶楽部の建物が茶館になっていた。
メニューを見るとお茶とお菓子のセットがひとり200元。
さっきの古民家より安いし、ここもすごい雰囲気いいし、何よりもう雨宿りが一番大事だよね!
確認すると席は90分制だった。
ちょうど11時ちょいすぎだったので、12時半過ぎまでゆっくりすることに。
ちょうど団体客が去ったところで、縁側の席に案内されると、先客のカップルも私と入れ替わりで出られ、最初の1時間は貸切状態となった。なんかラッキー♪
お茶は鉄観音。(写真には写ってないけど、お湯の入ったポットもあり、お湯はお代わりOK)
お茶請けはクッキーとレモンタルトと茶梅。かわいらしいサイズで、お味も美味しかった。
建物の中のお部屋は板張りに改装してあったが、和の風情が色濃く残る素敵空間だ。
先ほど団体の皆さんがお茶をされていたが、この日の午後は書道か何かのイベントかお教室があるとかで、スタッフの方があれこれ準備をされていた。
縁側は敷地中央のガジュマルの木やお庭が眺められてとても良い席だった。
雨模様も室内から見るには(自分が濡れないなら)風情がある。
素敵な茶館だったが、唯一不便だったのは、お手洗いは外の公衆トイレに行く必要があったこと。
建物裏の縁側からスリッパに履き替えて傘さして歩いていかなくてはいけないのが大変だった。
それ以外はとても居心地がよく、ゆっくりのんびりできて最高な茶館だった。
ここでお知らせです!
じつは、台中刑務所演武場は2023年末に「国家漫画博物館」に生まれ変わり、お茶をした元倶楽部の建物も展示施設の一部になったみたいで、茶館としてはもう営業してないらしい。
残念だけど、マンガ博物館の様子も気になるので、また機会があったら台中刑務所演武場跡を再訪してみたいと思います。
席利用の90分がすぎ12時40分ごろになり、まああまりお客さんもいないしそのまま居座っても大丈夫そうだったけど、小ぶりになってきたので、出ることにした。
このあと、もう一軒歴史的建造物を改装した文化スポットを見に行ってみたが、そこもあいにく休館で撃沈。
月曜日って、やっぱ休館多いわね……。
あ、でも、時間的に台中文学館の古民家カフェがもう営業してるじゃない!
また大雨になっても大変だし、まだまだ夕方の電車まで時間あるし、台中文学館へ戻るとしますか。
2022年3月2泊3日台中ひとり旅17-DAY3-6へつづく~
台中刑務所演武場 茶館「心行館」
住所:台中市西區林森路33號
※現在は国家漫画博物館の施設となり茶館ではない様子
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