ダブル粉ものでお腹が膨れたがぁこさん。
次の目的地は元酒造工場をリノベしたクリエイティブ産業の文化施設「台中文化創意産業園区」だ。
入口が分からなかったので、いったん復興路の大通りに出て正門へ。
(あとでわかったが、大回りしなくとも、第三市場の和平路と民意街のT字路わきに細い通路があって、そこから直接入れたらしい)
「台中文化創意産業園区」は、もともと1916年創業の酒造工場「大正製酒株式会社」だった建物で、後に台湾総督府によって公営化され、戦後も「台中酒廠」と名前を変えてお酒を造り続けていたそうな。
立体模型地図を見ると、建物がほとんど残ってるのがわかる。
近代工場建築萌えとしては、ほとんど完全な形が残っている工場の建築物が見られて大変うれしい場所だ。
整備工事中の建物もあったが、展覧会を開催している建物もあったので中に入ってみた。
この時やっていたのは台湾の廟文化を紹介する展覧会で、ポップで可愛い色遣いといい、室内の展示デザインや遊戯など、どれも素晴らしく、非常に感心した。
工場の機械もたくさん残されていて、外観を見るだけでも萌える。
その反面、全く使われていない倉庫や建物もあって、そこはもったいなかった。
イベント時とかは全体を使うのかな。それともテナントが集まらないのか。
雨の日というのもあってか、敷地内に人影がほとんどなくて、物悲しい雰囲気。
もっと活用できたらいいのになあ。
この日本建築の建物は1941年建設の礼堂や食堂として使用されていた建物だそう。
中はここも展示とかイベントとかの会場になっていた。
向かいにはハ〇ルの動く城みたいな台中駅と個々の工場をミックスしたみたいなアートがあった。
台湾ビールの売店にはビール瓶のオブジェとかあって、酒造工場らしい雰囲気だった。
一通り見て回って、正門に戻ってきたところで、散策は全部で40分ほどだった。
さて、次の気になるスポットへ移動しよう!
2022年3月2泊3日台中ひとり旅3-DAY1-3へつづく~
臺中文化創意產業園區
住所:台中市南區復興路三段362號
時間:10:00~18:00月曜定休
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