先日、3年ぶりに東京からお友達のAさんご一家が台北にいらした際に、夕食に誘っていただいた。
お店は中山の「天香回味養生鍋」。
こちらのお店、日本にも支店がある有名モンゴル鍋のお店で、観光客として台湾に通ってた頃から中山の本店の前は数限りなく通り過ぎたことはあるけど、なんとなくご縁がなく、今まで一度も行ったことがなかったので、期待大!
訪問前にメニューでも見ようとGoogle先生の地図を開いたらば、いつの間にかお店が引っ越ししていて驚いた。
Google先生に掲載されているお店が一軒家ですごい綺麗になってるのよ。違う店かと思ったわ。
調べたらつい最近の2023年6月末のことだったらしい。
当日お店に行ってみると、飲み屋さんが集まってる林森北路のほうだった。
なので、前よりちょっと遠くなった感じかしら。
路地の中で、燦然と輝く3階建てのお店。すごい立派だわ~!
お店に足を踏み入れると、カレーに似た香辛料の爽やかな香りに包まれた。
もう香りから美味しそう~~~!
私たちの席は2階。入口右手の階段を上って直接お席へ。
Aさんご一家はすでに席で待っててくださった。
おひさしぶり~~~~!! 皆さん元気で何より!!
3年ぶりの再会を喜び、お互いの近況などを話している間に、旦那様が注文してくださっていた鍋と具材が登場。
おお、これが噂の「天香回味鍋」なのね!
右側の赤っぽいスープがピリ辛の「天香鍋」で、左側の白いスープが「回味鍋」っていうんですって。
何種類もの漢方食材で取っただしで、しっかり味付けされているので、具材を煮たりしゃぶしゃぶした後は、たれをつけずにそのまま食べるとのこと。
食べてみると、「天香鍋」のほうは、まろやかな辛さの麻辣鍋、といった感じで、私的にはそれほど辛くなく、スープも飲める。お腹も痛くならない、体に負担が少ないみたい。
複雑なスパイスのカレーみたいな香りもよくて、すごく美味しい。
「回味鍋」のほうは、「ザ・漢方スープ」な感じ。辛いの食べながら、時々箸休め的に食べると美味しいと思うけど、漢方の香りがもしかすると苦手な人もいるかもしれない。
私個人の好みでは、「天香鍋」のほうが好き。もしだしを1種類しか選べないのなら、こちらかな。
お肉はどちらのだしでも、豚肉と牛肉、どっちも美味しかったけど、個人的には豚肉オンリーで十分楽しめると思いました。
あと、白身魚のすり身と鴨血は必ず頼みたいかも。それと、腐竹(湯葉)もおすすめでした。
こちらは、「金絲戀餅」というパイみたいなもので、両手で持ってひっぱると、細い麺みたいになる不思議な食べ物でした。
パリパリ食感で、たぶんそのまま食べるのが正解なんだけど、ほぐれたのをスープに入れちゃっても麺みたいで美味しかった。
店内は、お客さんの半分くらいが日本人で、日本語のメニューもあるし、観光客も安心。
最近台湾でも時々見かけるネコの配膳ロボットもいて可愛いし、見てて楽しかった。
2階席は座席間の間隔も広めでゆったりしていて、くつろげる雰囲気なのもよかったです。
ただ、座席利用が90分になってて、お話ししながら鍋食べるには、ちょっと忙しいかな?
あと、注文が最近よくあるスマホでQRコードスキャンしてネット上で注文するスタイルで、操作に戸惑い、どのページに何があるかとか、ちょっと分かり辛い。
スマホがないとか電池切れとかだったら、きっとお店の人が注文聞いてくれそうな気もするけど、慣れるまで少し難しいかも。
とはいえ、初体験の「天香回味鍋」、とっても美味しかった!
一人じゃ来れないし、来たことなかったけど、食べてみたら本当に美味しかった♪
Aさんご一家、誘ってくれてありがとう~~~~!!
天香回味養生鍋
住所:台北市中山區中山北路一段135巷35號
時間: 11:30~14:30、17:30~22:00(土日は昼休憩なし)
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