盧纘祥故宅を背に、目の前の和平東路を渡り、和平街の北端へ。
和平東路を渡ってすぐ右手は「頭城鎮十三行街屋」という、宜蘭県の古跡に指定されている建物。
清代に建てられた13軒の家が連なった商店兼住宅の長屋で、頭圍港が栄えていたころ、この道は商店街だった模様。
昔のままの姿をおおよそ留めているのは2軒のみで、あとは改築されて現代風の建物になっている。
どの家も住人がいらっしゃるので中の見学は不可。外観だけ見学しよう。
十三行街屋が途切れると、その先の道は行き止まりっぽくなっており、小さな祠が鎮座している。
道は細い路地になって祠の左に続いているが、この祠が老街の終点と思っていい。
祠は「北門福德祠」という。老街の南端で見た「南門福德祠」と対になっていて、建設も同じ清代の同治2年(1863年)。同じく土地神様である土地公が祀られている。
こちらも宜蘭県の古跡に指定されている。
祠をお参りしたら、その手前の老街の地図の看板わきの路地を通って開蘭舊路に抜ける。
この小さい路地には、以前はなかったレトロな雑貨屋とかかき氷の風景を描いた壁画ができてた。ここも人気の撮影スポットになってるらしい。なかなか可愛いね。
路地を抜けた開蘭舊路を左へ曲がるとすぐ、左手に建っている日本建築の建物は、「頭城鎮史館(李榮春文學館)」。
前に来た時は閉館中で、今回は時間がなかったので中を見学したことはないのだけど、ここは日本統治時代に頭城公学校宿舍として建てられ、戦後は頭城小学校の校長先生の宿舎として利用されていたそう。
現在は、頭城出身の作家先生の資料館になっている。
時間はあまりないが、頭城に来たからには、ご当地名物のアイスも食べたいので先を急ぐ。
資料館を背に、次の逆K字路で和平東路を左折し、突き当りまで進み、国道2号線を左折してすぐ左手のお店が、お目当ての「阿宗芋冰城」だ。
レトロな雰囲気のお店に人だかりができてるから、一目でわかると思う。
ここの名物はタロイモアイス!
なめらかでシャーベットよりだけど、ちゃんとタロイモしてて、芋の粒も入ってる美味しいタロイモアイスは、頭城に来たら絶対食べたいご当地グルメなの!
今回は、パイナップルアイスを合わせて爽やかに。
店頭に手洗い場もあるので、手がべたべたになっても安心よ♪
アイスを食べ終わったら、急いで自転車店に戻って自転車を返却。
駅前にもどると、駐車場に朝は営業してなかった、これもご当地名物の「頭城車站阿伯炸蛋蔥油餅」のネギパイの軽トラが出ていたけど、大行列。これに並んでたら電車に乗れなくなりそうだったので食べるのはあきらめた。美味しいのだけど。残念無念。
このあと、15:20ごろの各駅停車に乗車し、前回と同じく礁渓の温泉へ。
温泉でまったり体の疲れをほぐした後、18時過ぎの高速バスで台北に戻ったがぁこさんでした。
今回は、自転車の走行距離はそれほどでもなく、途中で自転車が故障するとかのハプニングもあったけど、海を見て、のんびり自転車をこいで、波の音を聞き、観光もして、ご当地グルメも味わい、温泉にもつかって、なかなか充実した1日であったと思う。
本日の運動DAYはこれにて終了。
お疲れさまでした♪
2022年3月宜蘭頭城・濱海自転車道往復リベンジの旅(完)
頭城十三行
住所:宜蘭縣頭城鎮頭圍一段129-132號
北門福德祠
住所:宜蘭縣頭城鎮和平街154號
頭城鎮史館
住所:宜蘭縣頭城鎮開蘭舊路4號
阿宗芋冰城
住所:宜蘭縣頭城鎮青雲路三段267號
時間:09:00~21:00
↓ ここまでの経路
龍記牛肉麺から頭城老街経由自転車店まで1.7km
本日の合計距離36.7km
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