先日の龍山寺周辺散策の日、以前タロイモ入り食パンを買った東三水街市場入口向かいの中華菓子店「二和珍餅舗」で、また食パンをGET。
店を出てきて、ふと前方のもう一軒の中華菓子店が気になった。
「太和餅舗」というお店で、同じように老舗っぽいけど、素朴~な昔ながらのお店っぽい。
Google先生にどんなお店か教えていただいたところ、なんと、チーズケーキの口コミが多かった。
中華菓子店なのに、店頭の看板はパイナップルケーキ推しっぽいのに、お客さんにはチーズケーキが人気っぽいだなんて。おもろいな。
お店に入ってみると、ご主人と思われるお爺さんが一人でにこにこと店番をされていた。
店内を見回すと、パイナップルケーキや太陽餅、卵の黄身入りの中華パイ饅頭・蛋黃酥なんかの中華菓子のほかに、クッキーや台湾マカロンなどの洋風のお菓子も並んでいた。
二和珍とくらべると雑多な感じで、まさに下町のパン屋、といった雰囲気だ。
チーズケーキ「烤乳酪」は冷蔵ケースの中にあり、自分で取り出すようになっていた。
大と小があって、大は直径15センチくらい。小は10センチないかくらいか。
大きいのはひとりでは食べきるのに時間がかかりそうなので小を買ってみた。
お爺さんに賞味期限を聞くと、1週間とのこと。
箱に製造日が書いてなかったが、お爺さんがその場で日付のラベルを貼ってくださった。
価格は失念してしまったが、小で100元前後だったと思う。
カバンに入れてた保冷バッグが役に立った。
買ってきたチーズケーキがこちら。
まず、パッケージの箱が可愛いよ!
お店の周りを空から俯瞰した地図になってるの。北が下になってて、最初どう見たらいいか分からなくなったけど、市場とか細かく書いてあって、レトロで可愛い。
箱のふたを取ると、透明の袋に包まれたチーズケーキ。アルミの焼き型で焼いたままのお姿だ。
お店のサイトで材料を見ると、オーストラリア産の乳酪(文脈的にクリームチーズであってるとおもう)を使用しているとのこと。
この状態で直径を測ってみると、9センチだった。
サイズ的にはひとりで一気食いできる大きさではあるが、カロリーがすごそうなので、この日は半分だけ食べることに。
で、切り分けるとこんな感じ。
砕いたクッキー生地の上にクリームチーズの生地。表面がこんがり焼けていて美味しそう♪
食べてみてびっくり!
激ウマなんですけど~~~~!!
チーズケーキの生地は密度が濃い、しっかりした生地に見える。だけど、ねっとり系じゃなくて、さらっとっていうか、さっぱりした口当たりなの。
変なたとえだけど、日本のスーパーでよく売ってる、クラ〇トの小さいレアチーズケーキ、あんな感じの、そう、レアチーズケーキに近い食感っていうのかしら。
とにかく、さっぱり感のある食感なのよ。(説明が下手でごめんなさい)
なのに、ミルクの香りが濃厚で、しっかりした味わい。酸味はすくなくて、口の中にいつまでもチーズの香りが漂っている……!
甘さもくどくなく、私的にちょうどいい甘さ。冷やした鉄観音茶とナイス相性だった。
そして、土台のクッキー生地はしっとりしていて、これも美味しい!
全体的にめちゃくちゃ絶品に仕上がってるの。
びっくりしたわ。
下町のパン屋的なお店の安価なチーズケーキがここまで美味しいなんて……。
老舗、あなどれん……!
また買いに来るわ。まじで。
ご主人、ごちそうさまでございました!
太和餅舗
住所:台北市萬華區康定路300號
時間:08:30~20:30
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