2023年3月13日、新北市に新しいLRT(ライトレール)の路線「安坑輕軌」が正式に営業を開始した。
これに先立ち、2月10日から3月12日までICカードを利用して乗車すると無料になる試乗体験が開催されていたので、3月頭に行ってきた。
ライトな鉄子ながぁこさんとしては、開通直後に行きたかったのだが、ニュースを見てるとなんかすごい人だったので、しばらくほとぼりが冷めるまで待っていた次第。
安坑輕軌の始発はMRT環状線の十四張駅の隣に作られた新しいLRTの十四張駅で、終点はほとんど山よりの雙城駅となっている。
台北市内からは、MRT緑線で大坪林駅まで行って、ここでMRT環状線に乗り換えて次の十四張駅で下車。MRTとLRTは連絡通路でつながっている。
私が行った日は、もう試運転開始から3週間くらいたつのに、大坪林駅から混雑が始まっていて、MRTがもう満席。
それでもMRTの十四張駅で降りた時は、混雑はそれほどでもないかと思ったのだけど。
LRTの十四張駅は入場制限はしてなかったけど、溢れんばかりの人、人、人だった。
これでも、開通直後は記念品買うのに駅の外まで行列ができたりしてたらしいし、混雑はだいぶ収まってるらしい。
客層としては、親子連れとお年寄りがかなり多かった。
無料だし、いい休日のアトラクションだよね。うんうん。
私も、前の人に続いてホームに停車中の「雙城」行の車両に乗り、いざ出発!
ライトな鉄子で、おおきなお友達のがぁこさんは、先頭車両の運転席の後ろにスタンバイ。
運転手さんは作業着にキャップ姿のカジュアルスタイル。
運転席の機器も、今どきはデジタルでモニター表示なのね~と、私的に新しい発見があったり。(いまさら!?)
対向車両とすれ違う時に運転手さんがハンドサインを相手の運転手さんに出してて可愛いな、とか。
うきうき、わくわく、乗り鉄時間を堪能した。
同じ新北市のLRTなので、車両と線路のつくりが淡水の淡海LRTととてもよく似ている。
(この車両内の写真は帰りに撮影したので乗客が少なくてガラガラだけど、行きは満席で立ってる人もいっぱいで撮影できないくらいだったのよ!)
高架から始まって、地上に降りて車の道路の中央の芝生が敷かれた線路を走るのも同じ。
ただ、沿線の風景は、こちらは最初に陽光運動公園があるほかは、あとは住宅地メインで、終点に至ってはほぼ山の中でちょっと寂しい。
しかも、沿線に観光スポットが陽光運動公園くらいしかないので、観光目的で乗るLRTでもない感じだが、乗り鉄として、乗り物を楽しむにはとても楽しい路線だと思う。
十四張駅から出発したLRTは、だいたい20分くらいで雙城駅に到着。
下車して初めて、LRTの車両の御尊顔を撮影することができた。
さっきはすごい混雑で全く撮れなかったのよね。
黄土色に見える金色(?)の車両、このお姿、何かに似ている……。
は! あれだ、蝶々の幼虫だわ。
色が緑だったらアゲハチョウだわね。
と思ってたら、帰りに十四張駅で見たアートなイラストでも、LRTの車両が幼虫の姿で表現されていたので、間違いではないようだ。
蝶々や幼虫つながりか、各駅の公共アートも、昆虫系のオブジェが多かった。
車両の色、いっそアゲハと同じ鮮やかな緑色にしたら、もっと可愛かったんじゃないかしら。(※個人の意見です)
まあ、それはそうと、駅の周りも歩いてみよう!
安坑LRT、無料乗車体験に行ってきた!(後編)につづく~
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