「長榮小卷(長榮小吃)」で名物ヤリイカ料理のブランチを終えたがぁこさん。
お会計の際に、ご主人に「ひとりできたの? 次どこ行くの?」と聞かれたので、「象鼻岩」と答えると、「象鼻岩に行くんだったら、その前に手前の酋長岩にも行くといいよ! まっすぐ行って突き当りを左だよ!」とおすすめされた。
酋長岩とな。それは知らなかったわ。
せっかくのおすすめ。予定していなかったが酋長岩にも行ってみることにした。
お店を出て左、漁港を右手に見ながら、先ほどから進行方向に見えている岩山に向かって歩いていくと、T字の突き当りになり、両側に標識が出ていた。
酋長岩は、食堂のご主人がおっしゃったとおり左側。
そのまま進んでいったのだが、入口を見逃してしまい、しばらくぐるぐるしてしまった。
正しくは、T字路の標識を見たら左に曲がり、数歩進んだ右手に出てきた階段が酋長岩への入り口だった。
数段の階段を上って、石畳に沿って歩いてく。途中で堤防のわきの細い隙間になってたりして、正しい道が不安になるが、石畳があれば正解。
奥に行くと視界が開け、岩山の絶壁の前にでる。
あれが酋長岩なのね。こちらから見ても、なんとなく言われればインディアンの酋長みたいに見えなくもない。
一度通り過ぎて振り返ったほうが、より人の横顔っぽく見えた。
振り返って岸壁を見上げると、岸壁にはいくつも穴が開いている様子。
そしてふと前方を見ると、大砲みたいな長いレンズを付けた本気のプロカメラを携えたカメラマンがずらりと並んでいた。
何かしらと思ったら、地上に解説版があり、この岸壁はハヤブサ (游隼)の営巣地として有名なのだということがわかった。
私にはまったく見えないけど、本気のバードウォッチャーの皆様は超望遠レンズで観察されてるのね。見えたらかっこいいだろうなあ。
岩山を背に海を眺めると、和平島方向に離島の基隆嶼が綺麗に見えた。
海水も綺麗で透き通っている。
ここでしばらく海を眺めて、酋長岩にあいさつし、次の目的地に向かった、がぁこさんであった。
2022年2月深澳~八斗子~基隆~台北サイクリング⑥につづく~
番仔澳酋長岩公園
住所:224新北市瑞芳區深澳路189-5號
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