2022年2月深澳~八斗子~基隆~台北サイクリング④深澳漁港の名物ヤリイカ料理でブランチ♪

「深澳鐵道自行車(深澳レールバイク)」体験が終了したところで、時刻は9時半ちょっと前。

今朝はまだ何も食べていないので、これからブランチしに深澳漁港へ向かう。

深澳駅のホームを出るとすぐ前が短い坂になっており、そこから2号線道路に出て右折して進む。道路に標識が出ているので分かりやすい。

10分ほどで漁港入口の事務所前に到着。ここにyoubike1.0のステーションがあるので、帰りはここから自転車に乗って台北を目指すつもりだ。

深澳漁港の観光マップもあったのでチェックする。

今立っているところは小さくて分かり辛いけど地図左下の「現在地」で、評判がいい食堂は奥の埠頭のあたり(赤い屋根の建物の絵の建物らへん)に集まっているらしい。

私が食事しようと思っている「長榮小卷(長榮小吃)」もそこだ。


youbikeステーションから、再び歩いて6分ほどで漁港の埠頭前に到着。

漁船の後ろに写っている岩山みたいなところが、食後に行こうと思っている観光名所だ。

だが、まずは食事だ。

まだ朝の9時半過ぎだが、お店はすでに営業していて食事オッケー♪

周囲のお店はまだ準備中のところばかりだったので、ここがこのあたりで一番朝早くから海鮮が食べられるお店ではないだろうか。

年季の入った素朴な外観のお店で、外が厨房になっていた。仕込みをしてらしたご主人と目が合うと、「席開いてるよ、どうぞ!」と声をかけられた。

お店に入ると、店内も昔ながらの食堂だが、すごく清潔にしてあり、お店の方も親切で好感度大。

先客にバイクのツーリングのグループの方々がいらしたほかは、私だけ。

一人なのも私だけ。

このあたりの名物の小巻(小ヤリイカ)を食べたいと思っていたけど、メニューを見ると一皿200元とかしそう。あっちのグループの料理を見るに、一皿は結構多そう。

量からしたら200元はむしろ安いけど、食べきれんかったらもったいない。

もう一つ食べたいと思ってるビーフンも、あちら様のを見るに、どんぶりがデカい。

うむ、どうしようか。

メニューとよそ様のグループの料理をチラ見しながら考えていると、女将さんが注文を取りにやってきて、声をかけてきた。


「あら、貴女、ひとりできたの!? どこから?? え、台北から? あらあらあら!すごいわね! なに頼んだらいいか? ビーフンおすすめよ! 料理は一人分のミニサイズにできるわよ! イカのから揚げはどう?」


勢いが大阪のおばちゃんぽくて、むっちゃ親切やった。(笑)

お言葉に甘えて、「蒜酥小卷(小ヤリイカのニンニク風味揚げ)」の一人分ミニサイズ100元と、「小卷米粉湯(小ヤリイカのスープビーフン)」70元を注文させていただいた。

ほどなく運ばれてきたお料理がこちら。

まずは「小卷米粉湯」。

スープは塩味で非常にあっさり、スープセロリと揚げネギがアクセントになっているが、本当に薄味。胡椒を足すといいかも。

小ヤリイカは3つも入っていて、お得感あり。ぷりぷり。

私個人としてはもうちょい濃い味付けでもよかったけど、十分美味しかった。

そして「蒜酥小卷」ね、これはビールほしくなるやつでした。

これからプチハイキング&サイクリングの予定だから飲まないけども、ニンニクの香りをまとったサクサクの衣が香ばしく、小ヤリイカのうまみと合わさって、すごい美味しい。

これはここ来たら必ず頼むべきなやつ。マジ美味い。

ひとりで2種類しか食べてないけど、どっちも美味しかったし、きっとほかの料理も美味しいはず。

あちらのグループの方が何種類も料理を並べてらっしゃるのがすごい羨ましい~~~!


でもでも、基本の名物のヤリイカ料理が食べられて非常に満足でした。

ごちそうさまでした♪



2022年2月深澳~八斗子~基隆~台北サイクリング⑤につづく~



長榮小卷(長榮小吃)

住所:新北市瑞芳區深澳路153號

時間:09:00~20:00、火曜定休

↓ 駅から食堂までの徒歩ルート

※レールバイク+徒歩で来るのでなければ、バスで来ることもできます。

台湾鉄道基隆駅から八斗子駅経由の市バス791が1時間に1本くらい出てます。


台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi