先月、南京復興駅方面に用事があり、帰り際の夕食時に路地をうろうろしていたところ、「昆明園」というお店の看板に「Islamic Restaurant」と書かれているのに興味を惹かれ、食事してみることにした。
店に足を踏み入れると、手前に外国人グループ、奥にマダムのグループがいらして大変盛り上がっていたが、店の人がフロアにおらず、しばらく入り口で立ち尽くす私。
あれ、なんか常連さんに優しいけど一見さんは入りづらいとか、そういう系の店だったか?
チキンハートながぁこさん、思わず回れ右しようと思ったところで、サングラス姿の怪しいおじさん登場。
どうもこの方がオーナーさん(店長?)のようで、「予約はあるのか」「なぜうちの店にに来たのか」など立て続けに質問され、チキンな私は「やっぱり予約なしじゃ来ちゃダメなのか」と内心ビビったのだったが、おじさんはおもむろに私を席に通し、お水やメニューを持ってきて、細かくメニューの説明を始めたので、表面的に分かり辛いだけでとてもウェルカムであったことが分かり、ほっとした。
「一人ならセットメニューがお得だよ」とサングラス姿のオーナーにおすすめされたので、セットメニューの一番上に記載されてた豆のカレーを注文。
「あんたはベジタリアンなのか?」とオーナーに聞かれたが、単に豆の気分だっただけだ。
オーナー的にはチキンがおすすめだったっぽい。「今度チキンも食べてみて」とおっしゃっていた。
さて、運ばれてきた豆カレーのセット(300元+10%)はこちら。
メインのお皿には、豆のカレー、チャパティ、ビリヤニ、フライドエッグ、キュウリとタマネギのスライス。別に、タイ風サラダ(何故にタイ?)、サモサ(カレー味のジャガイモ?なんかのイモ?餡の揚げ餃子的なもの)、ピクルスとヨーグルトのソースの小皿がセットになっていた。それと、ミルクティー。
カレーはほとんど辛くなくて、まろやかな味わい。スパイスがほど良く効いてて美味しい。
カレーを食べていると、サングラスオーナーがやってきて、「小皿のヨーグルトソースをサモサにつけたり、カレーに足して食べると、すごく美味しいから、ぜひためして!」と食べ方の解説をしてくださった。
最初にお顔を見た時より、時間がたつにつれて笑顔が増えてて人懐っこくなってらっしゃった。こちらのお姿が本来のお姿なのであろう。すっごい親切な人だ。
教えてもらった通り、ヨーグルトソースをカレーにかけたら、ヨーグルトとキュウリのピクルスのさわやかな風味が加わって、とっても美味しかった。
サモサは揚げたてで、熱々。こちらもヨーグルトソースと相性抜群。美味いわ。
1人前のセットは、見た感じ、そこまで量は多くないかと思ったが、食べ終わったら十分お腹いっぱいになった。
ミルクティーは普通のミルクティーでスパイスの味は無し。まあ、普通でした。
会計時に奥様が、「平日のランチタイムには麺類もあるから食べに来てね!」とおっしゃってたので、ランチも人気なのかな。
平日は難しいけど、夜にまた来ることがあったら、次の機会はサングラスオーナーがおっしゃってたチキンカレーかしら。
ふらっと入ったお店だったけど、とても美味しかった。
ごちそうさまでした♪
昆明園 Kunming Islamic Restaurant
住所:台北市松山區復興北路81巷26號
時間:11:30~14:00、17:30~21:00、土日は夜だけ
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