この間、大学時代の先生に食事に連れて行っていただいた。
先生が選んだお店はMRT信義安和駅ちかくの湖南&浙江レストラン談話頭家常菜。黒が基調のシンプルな内装の、割とこじんまりしたお店だった。
先生と私ともう一人、三人がそろい、まずはメニューを見て注文を決めよう…と思ったら、濃い笑顔のオジサンがやってきて、私を見て先生に「日本人だろう?」と聞いてきた。
先生がそうだと認めると、オジサンは、「日本人には、これと、これと、これ、あとこれだな!」と、サクサク注文を決めていく。
「お嬢さん、飯は白い飯がいいかい、チャーハンがいいかい?」
「え、じゃあチャーハンで」
嵐のように、あっという間に注文が決まってしまった。
このオジサンは、どうやら店主らしい。すごいキョーレツなキャラだった。面白すぎる。予算とか聞かれなかったけど、いいのかな? とも思ったが、先生も笑ってみていたし、いいのだろう。(どれもそんなにすごく高くなかったし)
最初に出てきたのは、お店のおすすめという湖南金錢蛋。これは私も始めて食べる料理で、何だろうと思ったが、どうやらゆで卵を豆鼓とか唐辛子を使って炒めたもののよう。ゆで卵にちょっと手を加えただけみたいな感じだけど、すごく美味しかった。白いご飯にあいそう。チャーハンにしなきゃよかった!
続いては、正宗湖南扣肉。これは大きく切った豚の角煮。ほろほろ柔らかい豚肉に、こってりたれが絡まって、美味い! これも白いご飯用だった。またしても、なんで白ご飯にしなかったオレ! と思ってしまった。
みっつめは紅燒獅子頭。豚ひき肉の肉団子と白菜の煮物。優しい味わいで、ほっこりする。春雨も入ってて、具だくさんのスープといった感じ。
このほかにも、ものすごく柔らかく煮こんだ牛肉が入った白濁スープの激ウマ牛肉湯(牛肉スープ)や、青菜炒め、エビ玉子チャーハンがあったのだけど、食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れてしまった。
そうそう、さっきから、白ご飯にすればよかったと書いていたが、実際はチャーハンも相当美味しかった。しかしながら三人でこの量はやっぱりちょっと多かったみたいで、最期には牛肉スープ3分の2くらいと獅子頭が半分残ってしまった。残った分は、私ともう一人でいただいて帰ることにして、私は牛肉スープを持ち帰り、翌日美味しくいただいた。
先生、ありがとうございます! ごちそうさまでした!!
談話頭家常菜
住 所:大安區信義路四段143號
電 話:02-2325-4566
営業時間:11:00〜14:30、17:00〜22:00、月曜定休
地 図:https://goo.gl/maps/ExNQ6PzjhFw
※お店の名物に、臭豆腐があって、店中にほのかに香りが漂っている。私は臭豆腐が苦手なので、最初どうしようかと思ったが、自分たちのテーブルに料理が並ぶとそちらのにおいが勝つので、気にならなくなった。すごく苦手な人は、入り口に近い席に座るとかした方がいいかも。
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