台南市美術館2館の見学を終えるともうすぐ12時。
がぁこさんはそのまま府前路を東に直進し、孔子廟のある南門路との交差点そばにある「第三代虱目魚丸」にやってきた。
ここに来たのはたまたま。朝のお茶の時間にGoogle先生の地図を眺めていて気になったのだ。
鍋焼意麺とタウナギもいつでも食べたい台南名物なんだけど、ほかにも台南の名物はたくさんあるからね。
ここの看板メニューの「虱目魚丸」は、南部でよく養殖されてる魚「サバヒー」のつみれ。
サバヒーの身は柔らかく、足が速いので美味しいサバヒーを食べるなら南部じゃないと、といわれている。
台北でも食べられるが、やっぱり本場で食べたい南部の味だ。
2015年に一人で台南を歩いたときに食べたつみれスープがすごい美味しかったので、ホントはそのお店に行きたかったんだけど、どうやら閉店してしまったらしく。
どっかないかしらと地図を見ていて目に入ったのがこちらのお店だったの。「三代」ってことは老舗だし、きっとおいしいと思うのよ。
お店に着くと12時前のランチタイムでほぼほぼ満席。でもまだ空席があったので座ることができた。
注文したのは、3色のつみれ、サバヒーの皮と身、きしめんみたいな粉蒸、燕餃入りのスープ「招牌綜合湯」と豚そぼろご飯「肉燥飯」。
つみれスープ、すっごい美味しかった!
ハズレの店だとサバヒーのつみれって、臭みがあったりするんだけど、ここは無し!
3色のつみれそれぞれに食感も違って美味しい。魚の皮はつるっとしててコラーゲン!な感じ。白身の身もあっさり。粉蒸しはワンタンみたいでこれも美味しい。
あっさりだしに、油條(揚げパン)が揚げ玉みたいな香ばしさのアクセントになってて。
美味しゅうございました。
肉燥飯は台北でいうところの魯肉飯ね。
一説にはばら肉を細かく刻んだのが魯肉飯で、ひき肉のそぼろご飯が肉燥飯だっていう話もあるけど、一般的には同じものだと思うのね。およそ同じものを南部の人は「肉燥飯」、北部の人は「魯肉飯(滷肉飯)」って呼び名が違うだけだと思う。実際そういう人も多い。
ここの肉燥飯だって、ほぼばら肉の角切りの醤油煮込みだもん。
味はですね、南部だから甘め。でも、くどくない。美味しいルーロー飯だ。
ちなみに付け合わせはキュウリの〇ちゃんみたいな漬物だった。
ごちそうさまでした!
う~ん、台南、どこもかしこも美味しいものだらけだな!
さて、食後はデザートよ!
2019年4月3泊4日台東・屏東・台南ひとり旅22-DAY4-4につづく~
第三代虱目魚丸
住所:台南市中西區府前路一段210號
時間:06:00~14:00,水曜定休
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