2019年4月3泊4日台東・屏東・台南ひとり旅9-DAY2-3バイクでのんびり名所だらけの東海岸ドライブ!

10時前に三仙台の民宿を出発したがぁこさん。

帰りは昨日来た道で風景も見覚えがあり、距離感もだいぶつかめていたので、昨日の往路よりは地図を確認することも少なく、順調にバイクを走らせていく。

ただ、昨日は進行方向右手が海で、台湾の車の走行車線右のため、運転しながら少し視線を右にやるだけで海の風景が見やすかったのだが、復路は進行方向左の対向車線が海側になり見づらいのが、ちょっと残念だった。

でもね、昨日の走行中にも何か所か気になる場所があって、だいたいの場所も覚えているので、そこでは休憩をとってじっくり風景を観賞するつもり。

出発してほどなく、10時15分ごろに都歴部落のあたりに到達。

このあたりは道路と海の間に水田や畑があって、綺麗な海がちらちら見えてたので、昨日から行けそうなら海岸を見に行きたいと思ってた。

速度を落として走ってると、なんか海まで続いてそうな小道があったのでダメもとでバイクで進んでいくと、結果としては海岸には降りられなかったが、行き止まりからすごくきれいなビーチを見ることができた。

ここの海岸は緩いカーブを描く小さな入江になっていて、花蓮や台東の南部の玉石がいっぱいの海岸とは違う砂浜のビーチだった。

後に知ったのだが、私がこの時見た海岸の岬の向こう側で、隣の入江の都歴伝統海域は、最近「天空の鏡」とか言われて人気の映えスポットだそうだ。引き潮の時にいい具合に砂浜に海水が少し残ってる状態で写真を撮ると水鏡のように空が移ってとても綺麗なんだって。私が見た感じ、この時私が見ていた海岸でも十分に同じ効果が得られそうだったけど、ここからは海岸に降りられないので写真を撮りたい人は隣の入江に行くのかな。

元の台11号道路に戻るときには、青々とした水田と緑の山の風景が目の前に広がって、こちらもなかなか、非常に素敵だった。

11号道路に戻ってほんの少し走って、また休憩。

今度のお目当ては、道路沿いの林の中にたたずむ美人の牛さんだ。

昨日バイクで走ってて急に眼に入ったとき、びっくりしたのよ。放し飼いかと思ったけど、よく見たら樹につないであったから、この土地の農家の方が飼ってらっしゃる牛さんなのね。ほのぼのした風景で癒されるわ。

牛さんと別れて20分ほどバイクで走ると、東河地区に到着。

東河郷と成功鎮の境目の馬武渓の河口にかかる赤い橋「東河橋」から、山側の渓谷美と海側の河口の絶景が一度に堪能できる。

下の写真は橋の上から山側の渓谷を撮影した風景で、奥に見えるのは旧東河橋。この時はあちらに行かなかったけど、旧東河橋は板張りの吊り橋で、橋の奥は白い岩の多い峡谷が広がっている。

赤い橋から、河口のビーチでサーフィンをしている人が見えたので、橋のわきの道がビーチに続いていると踏んでバイクで進んでいくと、思った通りビーチまで出ることができた。

下の写真の左手奥に写っているのがさっきまでいた赤い橋。テントはたぶん、サーフィンしてる人が持ち込んだ休憩場所と思われる。

道路わきにバイクを停めて河口に行ってみると、海でサーフィンを楽しむ人たちの姿が波の中にちらほら見えた。これも後で知ったが、ここは台東でも有名なサーフスポットだそう。なるほど、車で直接河口まで来れるいいスポットなんだろうなあ。

東河橋からまた南下していって、次に来たのは「金樽遊憩區」。

お目当ては展望台から眺める陸繋島「金樽陸連島」だ。

離島とビーチの間に砂が堆積して陸続きになっていってる状態だそうで、先端の島の部分がイチョウの葉の軸みたいに見える。絶景かな、絶景かな~♪

11時ごろになっていたので、お次は軽くお昼としたい。よって、出発前に地図を見ていて気になってたカフェに向かう。

11時半ごろ杉原漁港の「台東小魚兒的家」に到着。

すでに気温が高く暑くて死にそうだったので冷房が効いてる室内席に心惹かれたが、海の景色が見たくてこちらに来たのでテラス席を選択。テントで陰になってて、風通しもよくて気持ちがいい。

ホットサンドとローゼルのスムージーを注文して軽いお昼。ホットサンドも美味しかったけど、暑かったのでほんのり酸味のあるスムージーがめちゃくちゃ美味しく感じられた。

テラスの下はすぐ海岸で、階段で降りられるようになっていた。ここの海岸は岩礁で荒々しい美しさがある。水平線に浮かぶのは離島の緑島だろう。いつかあっちも行ってみたいなあ。

冷たいスムージーをいただきながら、しばしの休憩。

これぞ、海辺の休日、って感じよね~~!!


 

2019年4月3泊4日台東・屏東・台南ひとり旅10-DAY2-4につづく~



台東小魚兒的家

住所:台東縣卑南鄉杉原32號

時間:10:00~18:00

↓ 三仙台からここまでのルート ↓

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi