旅行2日目の早朝5時半前。
がぁこさんは昨日のレストラン前にいた。
空は超曇っていて、あたりは薄暗い。というか、夜中に雨が降ったようで地面も濡れていた。
今回の旅は「三仙台の日の出を見る」というのが二つ目の目標で、そのためにこの比西里岸で宿泊したのだが、これでは雲が厚すぎて太陽の光も見えやしない。
望遠レンズで三仙台のアーチ橋を見ると、この早朝にもかかわらず、橋の上には人影が見える。うわあ、みんな気合入ってるな!(私もだけどな!)
だけど海にレンズを向けると、海上は結構な雨が降っている様子。
これでは日の出は無理だろう。残念だが。
それでも場所を変えながら、しばらく太陽を待ってみたが、6時前にはあきらめていったん部屋に撤収。
民宿では朝食は出ないが近所の朝食店で使える朝食券が渡されるので、7時前に朝食店に出向き蛋餅(中華クレープ)と鶏塊(チキンナゲット)を受け取りまた部屋に帰ってきた。朝ごはんのお味はまあ普通。特に特徴無し。
昨日のパンが半分残ってるので、これもいただく。
やっぱドライトマトとオリーブで高級な味がするな。美味しいわ。マジで。
さて、ここで1泊目の宿泊先「三仙台的浪」の感想をば。
まず、良いところ。
1.フロントとロビーがある母屋は阿美族文化が感じられて雰囲気最高。
2.女性オーナーとご家族がとても親切。
3.超絶フレンドリーな猫さまがお二方もいらっしゃる。
4.木造ロッジの宿泊棟は木の香りがする。
5.海まで歩いてすぐでロケーション最高。
残念だったところ。
1.木造ロッジは防音が全くなく、騒音がすごい。
どれくらい防音がなってないかというと、隣の部屋の人のしゃべってる内容が全部聞こえるくらい。
例えば、夜22時過ぎに部屋に帰ってくるなり、「おしっこしたい!」「シャワーあびるわ!」「(シャワー入ってから)あ!パンツ忘れた!」とか、聞きたくもない会話が全部聞こえる。そして23時過ぎにほかの友達が何人か部屋を訪れ酒盛り開始。
あんまりにもうるさかったので、お隣の部屋のドアをノックして、出てきた人に「すみません、申し訳ないですが、もう少し小さい声でお願いできますか」とお願いしたところ、相手の方も「ごめんなさいね」とおっしゃったが、戻るなりまた大声で大騒ぎ。
大声のおしゃべりが0時半まで続いたところで、私が耐えられなくなり、もう一度お隣のドアをたたくと、彼らはまた友達が来たんだと思ってドアを開けたのだけど、私がげっそりした顔で「皆さんのお話の内容はすべて私に聞こえています。どうかわたしを寝させてください。お願いします。」と伝えると、さすがにヤバいと思ったのか、この後しばらくして彼らの酒盛りは解散となったのだが、私が寝られたのは1時回ってからだった。もう本当防音の「ぼ」の字もない。Google先生の口コミでも防音についての苦情がたくさん載ってるので、ほかの宿泊客も同じように感じていると思われる。
2.木造ロッジは隙間が多く、清潔度に少しばかり問題あり。隙間から風と一緒に砂も入ってくるらしく、チェックインして部屋に入ってすぐなのに、ベッドのシーツの上に砂が散らばっていた。
3.ベッドに寝ると痒くなる。上掛けの上に寝たら痒くなかったので、外から虫が入ってたのかもしれない。
総合的な個人の感想としては。
三仙台の日の出を見るためには最高のロケーション。
料金はひとりでは高めだが現地文化が感じられ、現地の経済にも貢献できる。
母屋の雰囲気は最高に素晴らしいが、客室は防音が全くないため、キャンプが好きな人や騒音が気にならない人でないと厳しいかも。平日で運よくほかのお客さんがいなければ、静かに過ごせて最高かもしれない。
私個人の主観からなる総合評価を5点満点で表すと、3点である。
朝食を食べながら、こんなことを考えていると、外が晴れてきた様子。
出発前にもう一度、海岸を歩いてみることにしよう。
2019年4月3泊4日台東・屏東・台南ひとり旅8-DAY2-2につづく~
三仙台的浪
住所:台東縣成功鎮白蓮路71號
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