11時半にバイクで台東駅を出発したがぁこさん。
本日の宿泊地点は台東駅から北に約60㎞に位置する海辺の集落「比西里岸部落」。
スクーター型のバイクで、だいたい時速50㎞くらいまでの速さを目安に海岸沿いの11号線道路を北上していく。
行きはどれくらい時間がかかるかわからなかったので、景色が気になるところで速度を落としてチラ見したりはしたが、ほとんど休憩は取らずひたすらバイクを走らせた。
途中一か所だけバイクを止めて立ち寄ったのは、台東駅からバイクで1時間ほどの都蘭地区で有名なパン屋さん「馬利諾廚房 Marino's Kitchen」。
出発前からGoogle先生の地図で見かけて気になってたのよ。
イタリア人オーナーのマリノさんが開いたお店で、欧風パンやパウンドケーキが人気らしい。
バイクの進行方向は道路右側の海沿い、お店は左側の陸沿いにあったので、うっかり通り過ぎそうになったけど立ち寄ったのだった。
お店に入ると、パンが4~5種類とケーキが1種類並んでいた。
どれも美味しそうだったが、1個が大きくて、今日明日で食べきるとしても、一人では1個しか食べきれない感じ。あと、1個300元くらいするし、結構お高かったのもあって買うのは1個だけに決定。
ドライフルーツ系か、しょっぱい系か、甘いケーキか悩んだが、この後のお昼ご飯にするつもりもあったので、しょっぱい系のジェノベーゼソースとブラックオリーブ、ドライトマトを混ぜ込んだパン「青醬黑橄欖」を一つ購入。すぐ食べられるようにカットしてもらった。
レストランで食事もできそうだったけど、先を急ぐので買ったパンをバイクに積んで、再出発。
また1時間ほどバイクを走らせ、台東駅を出発して約2時間後、この日の宿泊先である、成功鎮の景勝地「三仙台」のさきの小さな集落「比西里岸部落」の民宿に到着した。
とりあえず、民宿に荷物を置かせてもらって、ロビーで先ほど購入したパンで昼食タイム。
民宿にはフレンドリーな猫さまがいらして、パンの袋が気になるご様子。
猫さまに見守られながら、パンをいただいた。
ふんわりジェノベーゼの香りがするパンはふわふわ。欧風パンとフォッカチャを合わせたような食感と味わいで、ブラックオリーブとドライトマトの風味が素敵なアクセントになっていた。ハムとか合わせて食べたらすごい美味しいだろうなあ。無いけど。
あと今更だが、朝から何も食べていなかったわ。このパンが、私のこの日の最初の食事となったのだった。
パンで人心地ついたところで、観光に出かけることにしよう。
午後遅く到着したら明日にしようと思ってたけど、まだ13時半過ぎだし、十分時間はありそうだ。
がぁこさん、再びバイクに乗って、先ほど通り過ぎてきた景勝地「三仙台」に向かったのだった。
2019年4月3泊4日台東・屏東・台南ひとり旅3-DAY1-3につづく~
馬利諾廚房 Marino's Kitchen
住所:台東縣東河鄉436-3號
時間:10:00~18:00
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