2021年に宜蘭の壯圍沙丘ビジターセンター内のパン屋さん「Pain de KAI 可為烘焙」でシナモンロールの美味しさに感動したわたくし。
あれからずっとあのシナモンロールが忘れられず、宜蘭に行きたいと思っているのだが、5月からコロナ警戒が深刻になり、秋になりやや回復したと思えば雨の日が多くなったりで、いまだに宜蘭のシナモンロールとは再会できていない。
しかし、あのお店には台北支店があるのだ。きっと、同じか近いものはあるに違いない。
すこし前になるが、MRT公館駅に出かける機会があったので、台湾大学前にある台北支店に行ってみた。
お店は台湾大学のグラウンドの前。とてもお洒落な外観だ。
店内に入ると、カウンターの上やショーケースの中に、フランスパンや生食パンなど、おいしそうなパンが並んでいたが、あの、美味しさが忘れられなかったシナモンロールを探す。
しかし、同じものはなく、こぶし大くらいの「焦糖肉林布里歐（シナモンブリオッシュ）」50元というのを発見。大きさは宜蘭のシナモンロールの半分以下で価格はほぼ同じ。これはしかたないか、台北だし。
とりあえず、2つ購入。帰宅してから食べようと思っていたのだが、シナモンのいい香りにあらがえず。帰り道の途中に辛抱たまらず公園のベンチでいただいたのだった。
感想としては、これもすごく美味しい。
宜蘭で食べたのは、もっとパンらしい生地で、表面に洋酒の香りがするシナモンシュガー、パン生地の中にカリカリのクルミが大量に入ってた。
台北のは、割とさくっとした菓子パンの生地で、シナモンシュガーは宜蘭みたいな洋酒の香りはしなかったけど、シナモンのピリッとしたスパイシーさが効いてる、とても好みの味わいだった。
あんまり美味しくて、2個一気食いしてしまった。
今度通りかかったらまた買いに来ようっと♪
そしてまた、宜蘭のあのシナモンシュガーが恋しくなった。
ああ、いつまた行けるのかしら。
宜蘭のシナモンロール、また食べたいなあ。
Pain de KAI 可為烘焙 台大店
住所：台北市大安區新生南路三段84號一樓
時間：12：00～20：00
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