七股鹽山に行ってみたいと思ったきっかけは、2007年だったか2008年だったか、たしかそのころにネットで白く輝く塩のピラミッドのような塩山の写真を見たことだった。
初めて自分の眼で実物を見た塩山は、期待していたような真っ白ではなかったが、ドドーンと目の前に積み上げられた塩の山はやはり大迫力で、見られてとてもうれしかった。
私たちは塩山のてっぺんまで登って周りの風景を眺めてみた。結構な高さで、かなり遠くまで見渡せる。田んぼのように見えるのが、塩田だろう。今はみんな観光用だそうだが、昔はここで人々が塩を作っていたのだ。ものすごい規模だっただろう。
なぜか、巨大な黒いアヒルが置いてあった。当時世界中で巡回展示されてた巨大アヒルのパロディみたい。黒っていうのも、なかなか可愛くて面白い。
塩山から降りて、しばらく塩と戯れて写真を撮ったりして遊んだ。ところどころ、新しく塩を補充したのか、割と白いところもあって、スキー場で撮ったような写真もとることができた。
ちょっと意外だったのが、コンクリートのような硬さで、しかもザラザラしてるので、うっかり滑って手をついたりすると、ちょっと痛かったこと。
そして、曇りだったけれど、スキー場にいるみたいに光が反射されて目を開けるのがしんどかったのも意外だった。お陰で自撮り写真の中の二人はみんなまぶしそうな顔になってしまっていた。(でも、いい笑顔でとても楽しそう!笑)
塩山見学の後は、近くの台鹽博物館という塩の博物館へ。塩山からは歩くと少し距離があるので、ミニ機関車型のカートみたいな乗り物で博物館と塩山を往復した。
途中の道は普通の道。電車気分で、意外に楽しい。
植え込みのハイビスカスがキレイ。
塩田沿いに走る。砂地に白っぽく塩が浮いていた。
振り向くと、塩山が遠く後ろに。こうしてみると、思ったより距離があったのかも。
(この辺の写真は、乗り物が揺れてたのと、私が下手なので、ことごとくピンボケなのが悔しい…涙)
台鹽博物館は思ったよりはちゃんとしていて、パネルや模型などで塩づくりの歴史や方法をわかりやすく学べるようになっていた。時間がなくて見られなかったが、屋外展示もあったようだ。出口は塩商品のお土産売り場になっていた。
博物館からでてきて時計を見ると11時半。結構いい時間である。
昼食は、博物館のそばにある人気の海鮮レストランの予定していた。お腹もすいてるし、混雑する前に、店へ急ぐことにしよう。
その⑩へつづく~
七股鹽山
住所:台南市七股區鹽埕里66號
営業時間:夏季3月-10月9:00-18:00 冬季11月-2月8:30-17:30
台鹽博物館
住所:台南市七股區鹽埕里69號
営業時間:9:00-18:00
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