台湾のコロナ警戒が厳しくなる前の5月の頭の某休日。
がぁこさんは朝からアパートでゴロゴロしていた。
本当は朝から遠出しようかと思っていたのだが、天気予報で台北はじめ周辺どこも32度とかそれ以上の予想で、暑くて死んじゃうからくじけてしまったのだ。
でも雲は出てるがまあまあいい天気である。クーラーの効いた部屋で座っていても、じりじりと時間が過ぎていく。やっぱり出かけたい。
そこで方向転換をして、夕陽を見る(見れたら)を目標に、淡水にいくことにした。
天気予報では、落日時間は18時過ぎになってたので、おそくとも18時に淡水の突端の漁人碼頭に到着して夕陽を見たい感じかしら。
MRT淡水駅までゆっくり走って2時間、駅から漁人碼頭までは自転車で走ったこと無いけど30分もあれば着くだろう。となると、15時過ぎには出発かしら。
という計算のもと、いつものようにYoubikeに乗って中正紀念堂を出発し、15時半前にいつもの通り龍山寺ちかくの桂林路から河濱公園に入った。
のんびり自転車を走らせていくと、関渡手前の、前回カンムリワシに遭遇したあたりの田んぼがアートになってた。
斜めから見る形になるが、なかなか見事な出来栄え。絵柄は丑年だからか牛さんだった。
田んぼアートを鑑賞して、また自転車を走らせる。
だいぶ通いなれた道なので、さささ~~と約1.5時間で淡水駅に到着。
やはりというか、休日なので駅前はものすごい人で自転車に乗ってられないくらいだった。
やむなく、自転車を手押しして人が少なめの淡水河沿いを進んでいく。
フェリー乗り場の前では大道芸人の方がパフォーマンスされていた。観客がお金を箱に入れると動いてくれる銅像さんだった。
フェリー乗り場の先のガジュマル並木のあたりは夕陽観賞の超人気スポットだけあって、またしても大混雑。17時過ぎてたので、そろそろ夕陽観賞の席取りタイムだもんな。
ガジュマル並木の先の「滬尾漁港」で、本日の相棒Youbikeちゃんをモデルに記念撮影。
おお、すでに結構夕方感。
滬尾漁港を少し進むと、観光スポットの「淡水海関碼頭」に到着。
「海関」というのは税関のことで、ここは清代から日本統治時代に活躍した税関の跡地だそう。現在はアートスポットになっていて、時々展覧会を開催している。
屋外スペースも煉瓦造りの歴史建築が並んでて、古い建物好きとしては萌えるスポットだ。
ここは前に何度も見学したことがあるので、今回はお手洗いを借りに立ち寄った。
ここだけの話(そんなことないか笑)、淡水駅のお手洗いは混んでるし使いにくいけど、ここは人が少ないから空いてるし、綺麗なので穴場のお手洗いなのだ!
お手洗いを済ませたところで、ここからは自転車に乗って再出発。
この辺になると、歩いてる人もだいぶ少なくなったので自転車も走りやすい。
河沿いに遊歩道が整備してあったので景色を見るためにそちらを走ったが、道路を走るともっと早く進めるだろう。
この辺りはお店も少なくて、のんびり素朴な雰囲気。きっと、昔の淡水ってこんな感じだったんだろうなあ。
2021年5月夕陽を目指して淡水往復サイクリング②につづく~
MRT淡水駅周辺徒歩&自転車経路
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