鳥籠の外の花園。(公共芸術)

久しぶりに用事があって、忠孝敦化の誠品書店に行った。

駅からの路上で、これまた久しぶりに、緑に包まれた鳥籠が目に入った。

これは、台北市の公共芸術で、作品名を「鳥籠外的花園」という。

黄色い小鳥がとまった赤い鳥籠の中に、こんもりした小さな樹が閉じ込められている、とても可愛らしい作品だ。私が台湾に通い始めた最初のころからここにあるから、もうきっと十年以上になるんだと思う。

赤い鳥籠の赤い色は、今は神社の鳥居のような朱色だが、昔はもっと真っ赤だった。やっぱり、昔の真っ赤な方が可愛いな。中の木の枝も、そろそろ刈った方がいいかもね。

などなど、心の中でツッコミながらも、やっぱり、可愛い鳥籠である。

こういうのを街中に置く台北市って、いいセンスしてるよなあ。


鳥籠外的花園

交通:MRT忠孝敦化駅6番出口から誠品書店に向かって徒歩1分の緑地上

   ※路を渡る場合は、よく気を付けて。

台湾いとしこいし

台湾が好き。 やって来た来た、いとしくて、こいしい、台湾。 勉強して、食べて、遊んで、旅して。勢いだけで、突っ走る元OL留学生、今日も台湾をゆく。 2017年台湾の大学の修士課程卒業、台湾で社会復帰。 instagram@taiwanitoshikoishi