先日用事で北投に出かけた時に遅めのお昼を「粟家牛肉麵 總店」でいただいた。
このお店も「すごい有名だけどそういえば行ったことない」お店の一つで、長年一度は行かねばと思っていたのでようやく念願がかなった形。(まああれだ、いつでも行けるから、逆になかなか行かないんだよね)
場所はMRT新北投駅2番出口から出て歩いて7~8分くらいの住宅地。思ったより近い。
休日の14時ごろと食事タイムには遅い時間に到着したけど、8割がた席が埋まっていた。でもサッと食べて出ていく人が多いので、回転は速そうだった。
まずはレジで紅燒牛肉麵(小)160元と小黄瓜(キュウリの甘酢漬け)30元を口頭で注文。支払いは食後にレジで払うとのことで、レジのオバさまに指示された席について料理を待つ。
待つことしばし、紅燒牛肉麵がやって来た……
って、でかっ!!
え、これ小サイズよね!? 大と間違ってない!?
器だって、丼じゃなくて洗面器じゃないの!? なんてこった、ちゃんと事前に情報チェックしてなかったけど、こんなでかいんだ……男子の大盛じゃないのよ……うっかり大たのんだりしたら、絶対喰いきれないやつ……!!
大盛過ぎてビビるわ……。
もとい、実食である。
牛肉は、塊肉が5つ。写真では4つに見えるが、スープの中に1つ沈んでいた。厚いところで2㎝以上はあるのに、牛肉はよく煮こまれており、つるっとほぐれる柔らかさ。
どれくらい柔らかいかというと、舌で押したら崩れるくらい。なんなら噛まなくても行けるレベル。これはとても美味しい。しかも肉が大きくてたくさん入っててこの値段って、コスパも素晴らしい。
麺の種類は、レジ前のメニューの右下に貼ってある白い表を見ると、極太の「家常麺」、中くらいの「一般麺」、細い「細麺」、春雨「細粉(冬粉)」、素麺サイズの「細麺線」が選べたようだが、私は気がつかなくて麺は指定しなかった。
出てきた麺は普通のうどんぽい麺だったので、きっと一般麺だったのではないかと思う。茹で具合は硬め。まさにうどん。
スープは辛くない醤油スープで、漢方なしちょい甘めの味。漢方が苦手な日本人の方でも安心して食べられそう。激ウマ!と感激するほどではないけど、普通にちゃんと美味しいスープで「なるほど、だから長年人気があるんだな」と納得できる味だった。
キュウリはよくある甘酢漬けで、箸休めにちょうどよかった。
冷蔵ケースの中にはピータン豆腐とか茹でタコとか、他にもいろいろ小皿料理があって美味しそうだった。
あと、レジの前の滷味(醤油煮込み)も気になったけど、一人だと大盛(小だけど)の牛肉麺でお腹一杯になっちゃうから、連れがいたら楽しみたいかも。
牛肉麺、なかなか美味しかった。
ごちそうさまでした!
粟家牛肉麵 總店
住所:台北市北投區永興路一段2號
時間:09:30~23:30
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