さて、台南駅前で、一泊一緒に過ごしたクラスメイトと別れ、ここからは一人旅。
※クラスメイトとの旅の様子はこちら↓ ↓ ↓
午後もまだ早いので、バスに乗って安平地区に行ってみることにした。
2008年の台南旅行では台南駅周辺から安平地区までは少し距離があって、訪問できなかったのもあって、ずっと行ってみたかったのだ。
安平地区は、台南で一番早く開かれた場所という。オランダ人が台湾を統治していたころの城壁など、多くの古い建物が残っていて、歴史好き、古跡好きにはたまらない魅力のある街だ。
最初に訪れたのは、安平樹屋。
「樹の家」の名の通り、壁を巨大なガジュマルの樹が突き破って取り囲んでいる廃墟で、天空の城ラピュタの木の根が建物を覆い尽くしているあの感じが間近で感じられる場所だ。
学生証提示で半額で入ることができた。ビバ! 学生生活!!
入ってすぐは、新築の建物があって、資料展示やお土産物の販売を行っていた。
奥が、元々の廃屋の部分。
樹の重みで建物が崩れないようになのだろうか、鉄枠で補強もしてあり、建物の上から全体を眺めることができる通路も設置してあった。
樹の生命力って、ほんとすごい。
お次は、お隣の徳記洋行へ。
ここは、イギリスの貿易会社が建てた洋館だそうで、今は台南開拓史の展示資料館になっている。中には、蝋人形とかつての道具や家具などが展示されていて、見て歴史が解るようになっていた。
テラスに出ると、安平樹屋が眺められて、いい雰囲気。後でわかったのだが、さっきの安平樹屋は、この建物の元の持ち主である貿易会社の倉庫だったそうな。
続いて、てくてく歩いて安平古堡という古城にやって来た。
オランダ人が台湾を占領するときに建てた城のあった場所だが、現在階段の上にある建物は、日本統治時代に建てられたもので、歴史資料館として使われている。
階段の上にあった鄭成功の銅像。
歴史の授業で習ったよなあ。
階段正面左に見えていた白い塔に上ってみる。
結構急。
上からの眺め。
河があって、緑が多くて、のんびりしたいいところだ。
資料館の前に置いてあった大砲。
階段を下りてきたところの、公園のようになっている場所に建つ城壁は、オランダ人が上陸して城を建てた当時、だから300年以上前になるのかな、そのころのもので、煉瓦はインドネシアからわざわざ運んできたそうな。一部分だけだが、割と完全な姿で残っている。
すっかりガジュマルに浸食されてて、ほんとうラピュタに出てきそう。
城壁のそばに植わってた木はマンゴーだったよ!
勝手に食べたら怒られるんだろうなあ…何マンゴーだろう。
安平古堡から出てきたところにあった大きなお寺。今回はスルー。
朝食を食べてから、甘いものしか食べてないし、だいぶ歩いてお疲れになって来たしで、なんかちゃんと食事的なことがしたくなってきたので、遅めの昼を兼ねたおやつに向かうことにした。
②へつづく~
安平樹屋
住所:台南市安平區古堡街108號となり
電話:06-3913901(安平樹屋)
営業時間:08:30~17:30
入場料:入場料:大人50元、学生・老人など25元
德記洋行
住所:台南市安平區古堡街108號
電話:06-3913901(安平樹屋)
営業時間:08:00~18:00
安平古堡
住所:台南市安平區國勝路82號
電話:06-2267348
営業時間:08:30~17:30
入場料:大人50元、学生・老人など25元
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