朝食後はここでの第二の目的である団地の建物観賞だ。
前回も書いたが、ここ「果貿社区」は、もともとは戦後に大陸から渡ってきた軍人や家族が暮らす「眷村」だったところで、1980年代に今のビルが並ぶ団地が建てられたのだそうだ。
この団地の建物がユニークな造形をしていて、人気のインスタ映えスポットになっている。
地図で見ると分かるのだけど、この団地は中央に円形の公園があって、それを取り囲むように団地の建物が建っていて、それも円形なのだ。
朝食をいただいた「美紅豆漿」のわきの通路から中央の公園に入っていく。
公園に足って空を見上げると、もうテンション爆上がり!!
わあ、ほんと円形だよ!!
市場や朝食店のある表から見た時も凸な感じだなっていうのはわかったけど、こうやって見ると、本当に円形!!
これ魚眼レンズとか使ってないし、アプリ修正とかしてませんよ!
普通に撮って円形なのよ!!
建築士どうしてこの形にしようと思った!?
部屋の中の間取りどうなってんの!?
でもなんかこう、夢があって、イイ!!
もし子供のころここに住んでたらきっと自分ち見るたびにワクワクしたんじゃないかしら。
そして、SNSでよく見かけるこの団地の別称に「小香港」というのがあるのだけど、なんで香港なのかというと、この小さい部屋が密集した高層の団地の風景が、香港の「モンスターマンション」と呼ばれる超密集高層団地に似ているからだそうだ。
確かに。とくに縦向けの写真だと、映画とかで見るあの感じに似てる。
でも、ここ果貿社區のほうが円形な分、ちょっとモダンな感じかしら。
建物の上方を見ると、レトロなようで、モダンで、不思議な未来感もあって。かと思えば、足元は超レトロな商店街だし。
本当に面白い建物だ。推せる。萌えるわ。
私が写真を撮ってる間にも、カップルや女の子の集団とかが続々公園にやってきて団地の建物と記念撮影をしていた。本当に人気のようである。
古い建物萌えの人として、このように楽しい建物に出合えて非常に満足だ。
さて、円形団地の建物も満喫したところで、そろそろ次の古い建物スポットに移動しよう!
2018年12月1泊2日台南・高雄ひとり旅9DAY2-4につづく~
高雄左營果貿社區
住所:高雄市左營區果峰街3巷
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